2023年01月23日12時44分 / 提供:マイナビニュース
凸版印刷は1月23日、物流業務における様々な課題解決をDXで支援する物流DXソリューション「LOGINECT」を提供開始することを発表した。その第一弾として、物流業務において発生する複数のデータを集約して可視化する「LOGINECTデータ可視化」を2月より提供開始する。
「LOGINECTデータ可視化」は、物流業務において発生する倉庫内在庫や出荷実績、輸送車の積載量などの様々なデータを集約し、可視化できるサービス。在庫や輸送の状況が可視化され、物流業務における課題解決施策の検討が迅速に行える。
分析のためのデータ収集・変換・蓄積といった煩雑で時間のかかる工程を自動化することで、ユーザーはデータ探索や分析に集中できる。標準フォーマット化したデータをクラウド上で一元管理できるため、組織間や担当者間で容易なデータ共有と議論が可能となり、分析精度の向上を支援する。
また、物流業務の全体像と出荷・在庫・配送など各業務の運用状況を、コスト・生産性を中心とした豊富な物流KPIで計測可能。各KPIは内容ごとに分かりやすいビジュアルを用い可視化することで、分析作業の効率化が見込める。
さらに、国や業界団体が設定している50種類以上の管理項目を管理できるアプリケーションを搭載。データレイアウトやダッシュボードを標準化しているため、初期の導入コストを抑え、かつ自社の物流状況の分析開始までにかかるスピードを短縮するという。
なお、提供開始に先立ち、資生堂が実施している物流データの利活用実証実験に採用されているという。
提供価格は、ミニマムプラン(1年限定プラン)が月額75,000円(ユーザー数:2、拠点数:1 、自由分析:不可)、スタンダードプランが月額150,000円(ユーザー数:5、拠点数:複数拠点可、自由分析:不可)、プロフェッショナルプランが月額300,000円(ユーザー数:5、拠点数:複数拠点可、自由分析:可)。
なお、凸版印刷は、1月25日〜27日に東京ビッグサイトで開催される「第7回スマート工場EXPO 2023」の同社ブースに同サービスを展示する。