中国の半導体・ディスプレイ市場調査会社であるCINNO Researchによると、中国市場における乗用車向けダッシュボードで用いられるディスプレイパネルの平均サイズは、2019年から2021年にかけて拡大傾向にあり、2022年には9型を突破、2024年には10型近くまで拡大すると予測されるという。
自動車のダッシュボードは、その動作原理によって、機械式、電子式(主に液晶ディスプレイ)、および補助ディスプレイの3つのカテゴリに分類できる。その中で、FPDを用いた電子式は主に中高級車や新エネルギー乗用車(NEV)に採用されている。