2023年01月19日18時32分 / 提供:マイナビニュース
Yoom(ユーム)は1月19日、業務自動化を支援するSaaS(Software as a Service)連携データベース「Yoom」について、OpenAIが開発する自然言語処理モデル「GPT-3」とのAPI(Application Programming Interface)連携を開始したことを発表した。今回の連携により、対話をするようなテキスト生成や、テキストの抽出、要約、分類、翻訳などが可能になるとのことだ。
YoomはさまざまなSaaSを連携したデータベースをノーコードで作成し、SaaS間のハブとなって日々のワークフロー自動化を支援する。同サービスにより、社内の情報を1つのデータベースに集約してSaaSを用いた業務を自動化できるという。人が人にしかできないクリエイティブな仕事に注力できる時間の創出を促す。
今回連携を開始した自然言語処理の言語モデルGPT-3は、現在注目を集めている対話型のAI(Artificial Intelligence:人工知能)チャットボット「ChatGPT」にも使用されている言語処理モデル。
YooMとGPT-3が連携したことで、受信メールから自動的に名前や企業名、メールアドレス、部門情報などのテキストを抽出して、データベースに格納できるようになった。加えて、会議の議事録を自動的に要約してSlackなどのチャットツールに連携可能。
また、ユーザーからの口コミのリストに対して、ネガティブな口コミかポジティブな口コミかを判断して自動的にラベリングも可能。商品リストに対して自動的に商品説明文を作成する機能なども持つようだ。