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行うことが多い"ノンコア業務"、1位は? - 2位「日報などのレポート業務」

2023年01月23日10時38分 / 提供:マイナビニュース

BPOテクノロジーは1月17日、「会社員の業務実態調査」の結果を発表した。調査は2022年12月12日〜14日、20代〜60代のビジネスパーソン600人を対象に行われたもの。

まず、1日の業務時間において、本来自分が行うべき業務(コア業務)以外の業務(サブ業務・ノンコア業務)を行う時間について聞いたところ、約3人に1人(35%)が、30分〜5時間という結果となった。

厚生労働省の「令和3年就労条件総合調査」によると、1日の所定労働時間は企業平均7時間47分。所定労働時間における約10%〜60%はサブ業務・ノンコア業務をしていることが判明した。

さらに、「令和2年版 厚生労働白書」では、2019年の一般労働者(正社員・正職員)の平均時給は1,939円と公表されている。月給換算で約2万9,860円〜17万9,163円もの金額がサブ業務・ノンコア業務に充てられている実態が明らかになった。

日々の業務の中で行うことが多いサブ業務・ノンコア業務については「調べもの、リサーチ業務」が44.9%で最多、次いで「レポート業務(日報など)」、「来訪者の受付・電話対応」と続いた。その他には「社内連絡用の書類作成」や「経理関連」などがランクインしている。

また、67.3%が、サブ業務・ノンコア業務によって「コア業務の時間が削られている」と回答。サブ業務は「やりたくない」と考えている人は45.8%であった。

サブ業務・ノンコア業務をやらなければいけない理由には、ネガティブな理由が多くランクインしている。「業務領域が明確化されていない」「コア業務とサブ業務・ノンコア業務を切り分ける時間がない」など、自社の業務体制に言及する内容が目立った。

人材不足を感じているビジネスパーソンが多い一方、高いスキルをもつ人材を、必要なタイミングで必要な量だけ利用することができる「オンラインアシスタント」を「利用したことがある」「現在利用している」割合は、わずか 2.7%。

一方で、利用している人の約7割は、利用により業務効率の向上を実感していることも分かった。

同サービスの活用が進まない理由としては、「採用費、人件費などのコスト問題」(28.5%)や「トラブルが起きた際に連携がしづらい」(20.7%)、「費用対効果が期待できない」(19.5%)が上位となった。

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