2023年01月17日09時52分 / 提供:マイナビニュース
大規模な医療ビッグデータを保有し診療データベースの構築を手掛けるメディカル・データ・ビジョン(MDV)は1月16日、Web問診システム「Symview(シムビュー)」などを提供するレイヤードと資本業務提携したことを発表した。両社は患者の問診などに関するデータの活用を通じて、医療のDX(デジタルトランスフォーメーション)を目指すとしている。
レイヤードはSymviewにより毎月100万件近い問診データを収集しているという。MDVはレイヤードの患者データに基づき、問診でどのような症状を訴えた患者がどの診療科を受診し、診療を経てどの薬剤を処方されたかなどを可視化する。これにより、患者が早期に適切な医療を受けられるようサポートするとのことだ。また、患者の受療行動や病院内の動線を把握できるので、効率的な業務フローを検討しやすくなり医療従事者の働き方改革への貢献も見込めるという。
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