札幌医科大学と富士通は1月16日、個人が健康や医療に関するデータを主体的に管理するヘルスケア領域のデータポータビリティの実現に向けて、同大学の附属施設である札幌医科大学附属病院においてPHR(Personal Health Records:個人の健康データ)を活用する取り組みについて、合意したことを明らかにした。
両者はEHR(Electronic Health Records:電子カルテシステムに蓄積された患者の診療データ)やバイタルデータなどの個人の健康データを活用して、データポータビリティについて検討することで、札幌医科大学附属病院と北海道内の医療機関との地域医療連携を推進する方針。