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飯沼愛&幸澤沙良、女優業の楽しさ実感 「私が女優になる日_」出身者同士で刺激も「一緒に成長できたら」

2023年01月16日11時30分 / 提供:マイナビニュース

●「私が女優になる日_」に挑戦した思い
未来のスター女優を発掘・育成する「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」で初代グランプリに輝いた飯沼愛と2代目グランプリの幸澤沙良にインタビュー。同プロジェクトに参加した思いからドラマ出演の感想、今後の目標など話を聞いた。

田辺エージェンシー、秋元康氏、TBSのタッグで実施している同プロジェクト。初代グランプリの飯沼は、2021年に放送されたよるおびドラマ『この初恋はフィクションです』で女優デビューにして初主演を務め、2022年7月にはドラマストリーム『パパとムスメの7日間』でも主演、さらに同年10月期の日曜劇場『アトムの童 』にレギュラー出演するなど、着実に女優としてのキャリアを積んでいる。2代目グランプリの幸澤は、2022年に放送されたよるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』で女優デビューにして初主演を務めた。

また、「私が女優になる日_」出身メンバーが「ブルーベリーソーダ」というユニット名で様々な活動をしていくことも決定。ユニット活動第1弾として、幸澤ら7人が、バラエティ番組『私が女優になる日_』season2のエンディングテーマ「天使が通る」でメジャーデビューを果たした。ユニットの今後の活動も気になる中、現在、「私が女優になる日_」season3が開催中。1月31日まで応募を受け付けている。

――「私が女優になる日_」に応募したきっかけや思いを教えてください。

幸澤:女優になりたいという思いはもともとあったのですが、演技未経験ということもあり誰にも言えてなくて、そんな中で、飯沼さんが演技未経験にもかかわらず女優さんとして活躍されている姿を見て勇気をもらって応募してみようと思いました。

飯沼:私は昔から女優になりたいと思っていたわけではなく、「ワタジョ」(「私が女優になる日_」)のオーディションを受ける半年くらい前からお芝居に興味を持ち始めて、楽しそうだなと思っていたときに「ワタジョ」のオーディションの告知を見かけて挑戦してみようという気持ちで応募しました。

――半年前にお芝居をやってみたいと思ったきっかけは?

飯沼:もともと女優さんがすごく好きで、いろんな方のドラマを見たり写真集を集めたりしていました。高校2年生で将来の進路を決めないといけないときに唯一やってみたいと思っていたのがお芝居だったので、挑戦するなら今がチャンスかなと思って挑戦しました。もし落ちていたら2回目は挑戦していなかったと思います。

――幸澤さんも女優になりたいと思ったきっかけを教えてください。

幸澤:広瀬すずさんが好きで、ドラマ『学校のカイダン』で広瀬さんが叫ぶシーンを見たときに、まるで広瀬さんが主人公の人生を送ってきたのではないかと思わされるくらい、心から叫んでいるように見えたのがすごく印象に残っていて、その姿を見て女優になってみたいなと少しずつ思い始めました。

――オーディションで特に印象に残っていることを教えてください。

飯沼:とにかくずっと緊張していました。お芝居も全くわからず、大人の方と接することも学校の先生くらいしかなかったので、頭が真っ白になるくらい緊張したのを覚えています。

幸澤:私もずっと緊張していて、特に是枝(裕和)監督にショートドラマを撮っていただいたときは一番緊張しました。貴重な経験ですので、なんとかいろんなものを吸収して楽しもうと思いつつも、緊張してカチコチでした。

――グランプリ獲得から飯沼さんは約1年半、幸澤さんは約半年経ちますが、ここまで振り返っていかがですか?

飯沼:すごく短かったような、でも何年も経っているような感じもあります。ドラマに出演させていただくたびに、こういうことができるようになったかなと成長を感じることができたような瞬間もあります。

幸澤:初めてドラマ撮影を経験して、たくさんの方と出会いました。すごく濃い時間なのですが、どこかゆっくり時間が流れているような感じもあります。ちょっと前まで普通に高校に通っていたよなという感覚もあり、また戸惑いもあります。自分のドラマを見ていても、もう1人幸澤沙良がいて、それを見ている気分に。まだ実感がないのだと思います。

――飯沼さんは、幸澤さんと同じ頃どのように感じていましたか?

飯沼:私もグランプリに決まった瞬間も、ドラマ放送中も、放送が終わっても実感がなかったです。ようやく最近実感し始められた気がします。やっと。

――幸澤さんはどうなったら女優だと実感が湧きそうですか?

幸澤:私が知りたいです! 実感するようになったのはなぜですか?

飯沼:時間が経てば、だと思います。

●ドラマに出演して感じた楽しさとやりがい
――飯沼さんは『アトムの童』で日曜劇場に初出演されましたが、日曜劇場に出演した感想をお聞かせください。

飯沼:『この初恋はフィクションです』と『パパムス』は学園モノだったので同世代の方が多く、現場も学校みたいに楽しく盛り上がっていましたが、『アトムの童』は大先輩の方が多くて現場の雰囲気も違いましたし、初めてセットで撮影したので、それにも感動しました。そして、一つ一つ本当に丁寧に撮っている印象があって、スタッフさんの数も多く、だから日曜劇場は面白いんだろうなと、現場で感じました。

――共演者の方から刺激を受けことや学びはありましたか?

飯沼:山崎賢人(崎=たつさき)さんと松下洸平さんの掛け合いのシーンときに、セリフについて監督と細かく話し合いをされていて、やっぱり妥協せずに思ったことは言ったほうがいいという学びがありました。また、岡部大さんは裏でもセリフを練習されていて、私がセリフを練習していると次のセリフを言ってくださり、優しい方だなと思ったのと同時に、やはり私も真面目でありたいなと勉強になりました。

――3作品に出演して女優業への思いはどう変わっていますか?

飯沼:だんだん楽しくなってきています。最初はわからないことだらけでどうしようと迷っていましたが、3作出演させていただいて、その中で正解はないのかなと感じました。最初のドラマは正解を探してしまっていたような気がして、でも他の現場でいろんな共演者の方を見ていると、人それぞれ現場の居方やお芝居の仕方、台本の覚え方、お芝居に対する思いも違って、正解はないんだなと。自分なりの形は定まっていないので模索中です。

――幸澤さんは『差出人は、誰ですか?』に出演して女優業への思いに変化はありましたか?

幸澤:想像していた以上に朝が早かったりと大変なこともありましたが、想像していた以上に楽しくてやりがいがありました。

――想像以上に楽しくてやりがいあると感じる瞬間を教えてください。

幸澤:やりがいは、周りの方から「面白い」といった声をもらったときに感じます。楽しさは、お芝居しているときにすごく感じます。経験を積まれている先輩俳優さんとの掛け合いシーンが一番楽しくて、学ぶことがたくさんありました。

――先輩俳優との共演で特に印象に残っていることや学んだことを教えてください。

幸澤:三浦りょう太(りょう=けものへんに寮のうかんむりなし)さんのアドリブ力がすごいなと思いました。身振り手振りも大きくて、言うことも面白くて。また、お芝居がわからなくて悩んでいたときに三浦さんに相談したら「きっと自分が納得することのない職業だから、たくさん考えたらいいよ」と言ってくださって、その言葉にすごく救われました。

――『差出人は、誰ですか?』で学園モノに出演されましたが、次にどんな作品に出てみたいですか?

幸澤:学園モノでしたがミステリーという雰囲気だったので、ザ・青春みたいな学園ドラマに挑戦してみたいですし、ホラーがすごく好きなのでホラー系や、刑事モノにも挑戦してみたいです。

――飯沼さんと幸澤さんが共演するとしたら、どんな作品に出たいですか?

飯沼:ホラーは苦手なので絶対嫌です(笑)。同級生もいけますよね? 学園モノで共演したいです。

幸澤:やりたいです! 想像するだけでテンション上がります。

●オーディション挑戦は「自信につながる」
――いろいろなオーディション出身の方たちが活躍されていますが、『ワタジョ』出身メンバーで芸能界を盛り上げていきたいという思いもお持ちでしょうか。

幸澤:私自身、飯沼さんが日曜劇場に出演すると聞いたときすごくうれしくて、自分のことのように喜びましたし、飯沼さんが頑張っていると私も頑張ろうって刺激をもらいます。同じ夢を持っている同世代の方と話せることもうれしいので、season3でそういう方たちが増えるのはうれしいですし、ライバルですけど仲間としても一緒に成長できたらなと思います。

飯沼:season2の方は、season1とは違ったオーディションの形でいろんなことに挑戦されていてたくさん刺激を受けましたし、皆さんがこれからいろんなドラマなどに出演されていくのを見て私もうれしい気持ちになったり、頑張ろうと思えたりするだろうなと。season3の方からもたくさん刺激をもらって、みんなで一緒に「ワタジョ」出身として盛り上げていけるよう頑張りたいです。

――幸澤さんは「天使が通る」でメジャーデビューもされましたが、この話を聞いたときはどう思いましたか?

幸澤:最初は戸惑いが大きかったです。人前で歌うことが苦手だったので、いろんな方に自分の歌やダンスを見てもらうのは怖かったです。でも、やってみたら楽しかったですし、経験したものが多ければ多いほど得るものも多いので、これからも自分のできることの幅を広げていけたらなと思います。

――お二人が今後についてどう思い描いているか、目標もお聞かせください。

飯沼:将来ここにたどり着きたいというのはなく、限界を作らず頑張っていきたいなと思います。でもやっぱり一番はお芝居が素敵な女優さんになりたいです。お芝居で評価されたらすごくうれしいですし、20代、30代になってもこのお仕事を続けられるように、目の前のことを精一杯頑張りたいです。

幸澤:今はとにかくいろんな作品に出て、たくさん経験を積みたいという思いがすごくあります。そして、飯沼さんから応募する勇気をもらったように、私も一歩踏み出す勇気を与えられるような女優さんになりたいです。

――「ワタジョ」出身者でやってみたいことはありますか?

飯沼:雑談会とかやってみたいですね。season2の方で直接話をしたのは幸澤さんだけなので、みんなといろんな話をしたいです。

幸澤:楽しそう! やりたいです。

――最後にseason3に応募しようか迷っている方にメッセージをお願いします。

飯沼:私は、自信のない方にこそ挑戦してもらいたいなと思います。ありがたいことにファンレターをいただくのですが、「飯沼さんの言葉を受けてseason2応募してみました。結果は振るわなかったけど、挑戦できた自分にすごく自信がつきました」という手紙をいくつもいただいて、私自身もオーディションを振り返って勇気を出してよかったなと思います。自信につながると思うのでぜひチャレンジしてみてほしいです。

幸澤:応募することに意味があるなと思っていて、応募するということは一歩踏み出すということなので、それはすごく大事なことだなと思います。不安だけど一歩踏み出してみたいと思っている方がいたら、挑戦してもらいたいなと思います。

■飯沼愛
2003年8月5日生まれ、香川県出身。2021年に「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」で応募総数9000人の中からグランプリに輝き、同年放送された同局のよるおびドラマ『この初恋はフィクションです』で女優デビューにして初主演を務めた。2022年は同局のドラマストリーム『パパとムスメの7日間』と日曜劇場『アトムの童』に出演した。

■幸澤沙良
2005年9月27日生まれ、神奈川県出身。2022年に「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」で応募総数5500人の中からグランプリを受賞。同年放送された同局のよるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』で女優デビューにして初主演を務めた。

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