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2023年に警戒すべきサイバー脅威5つ- パロアルトが予測

2023年01月12日13時38分 / 提供:マイナビニュース

パロアルトネットワークスは1月11日、2023年に注目される5大サイバー脅威予測「サイバーセキュリティ・プレディクション 2023」を発表した。

2023年に警戒すべきサイバー脅威として、「5Gの普及拡大による脆弱性が拡大」、「医療機関での高まるセキュリティリスク~既知の脆弱性とIoT化」、「ビジネスを破壊するクラウドサプライチェーンへの攻撃」、「データ主権に対する国際的な連携と厳格化」、「サイバー犯罪の新たな脅威となるメタバース」の5つを予測した。

「5Gの普及拡大による脆弱性が拡大」に関しては、クラウドはより高い俊敏性、拡張性、パフォーマンスを提供する一方で、5Gコアネットワークをクラウドセキュリティの脆弱性にさらすこともあるという。

「医療機関での高まるセキュリティリスク~既知の脆弱性とIoT化」は、攻撃者は医療分野を格好の標的として注目しており、デバイスが患者に近いほど患者の安全に影響を及ぼす可能性も高く、医療分野において今後IoT化が進化すると、サイバーセキュリティ確保は患者の安全性を鑑み更に重要になるという。

「ビジネスを破壊するクラウドサプライチェーンへの攻撃」については、Log4Jはソフトウェアのパッケージングプロセスの奥深くに潜む依存コードによって多くの組織が脆弱性を抱える可能性がある事が判明。クラウドサプライチェーンの問題はクラウドシフトが続いている状況から今後さらに混乱をもたらすことが予想されるという。

「データ主権に対する国際的な連携と厳格化」について、データやデジタル情報への依存度を高めるにつれて、人々を管理・保護しつつサービス提供を継続したいという願望によって、さらに規制や法令が強化され、データの現地化とデータ主権を巡る議論が激化する1年になると予測。弊社グローバル調査「サイバーの次なる展開2022」によると、組織内でサイバーセキュリティを確保する最大の課題として日本の回答者のうち46%が

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