2023年01月11日12時42分 / 提供:マイナビニュース
台湾の市場調査会社TrendForceによると、2023年第1四半期のNAND平均販売価格(ASP)は、前四半期比10~15%ほど下落する見通しだという。
ほとんどのNANDサプライヤがすでに生産縮小を進めている関係から、在庫削減に向けた価格下落競争も収まりを見せつつあるとするほか、NANDウェハの価格はすでにキャッシュコストレベルにあり、その下落率はほかのNAND製品と比べて、より早く緩和される見通しだが、利益率の高かったエンタープライズSSDの価格は、急激な下落が進んでいるという。ただし、NANDはDRAMと比べて需要の価格弾力性が高いことから、より早く価格下落が落ち着きを見せることが見込まれるともしている。
[ 続きを読む ]