2023年01月10日12時22分 / 提供:マイナビニュース
東京大学 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は12月27日、ロシアとドイツが共同運用する「Spectrum-Roentgen-Gamma」衛星に搭載されたX線望遠鏡「SRG/eROSITA」の全天サーベイによるデータを用いて、「ミッシングバリオン問題」の解明につながる宇宙大規模構造「フィラメント」の高温プラズマからの熱放射に関連したX線を検出したことを発表した。
同成果は、仏・宇宙物理学研究所のナビラ・アガニム氏、Kavli IPMUの谷村英樹特任研究員らによる国際共同研究チーム「ByoPiC」によるもの。詳細は、天文学と天体物理学を扱う学術誌「Astronomy and Astrophysics」に掲載された。
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