2023年01月06日00時00分 / 提供:マイナビニュース
大層便利なタブ対応エクスプローラーだが、本稿執筆時点で既存のエクスプローラーにタブを追加するには、コンテキストメニューの「新しいタブで開く」を選択するしかない(多分)。試行錯誤の上、現在は常にエクスプローラーを起動した状態で使用している。
スナップレイアウトでデスクトップ下方の四分の一にレイアウトし、タブ名が見えるように横方向へ最大化している。ディスプレイは125%に拡大し、サイズは大アイコンを選択。少々もったいない使い方だと思うが、より小さいアイコンサイズは視力が許さない。その際に気になるのが、ウィンドウ周辺の1ピクセルである。
仕様的には正しいのだろうが、どうにも見栄えがよくない。そこで左右のディスプレイにウィンドウをはみ出させて、区切りのピクセルが目立たないようにしてみた。
矢印キー単体では大きく、「Ctrl」キーを加えると1ピクセルでウィンドウの移動やサイズ変更するWindowsの定番技だが、Windows 11でも変わらず使用できる。
なお、エクスプローラーがアクティブな状態では、ウィンドウ周辺にFluent DesignのMicaによる影の効果が加わり、他のディスプレイに影を落としてしまう。
上図では分かりにくいが、影の効果が加わった部分に罫線を追加している。Windows 11はFluent Designでデザインを刷新しつつも移行期にあり、Windows 11 Insider Previewの変化を追いかけても、いつ仕様変更が加わるか分からない。最適解はその場その場で追いかけていくつもりだ。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら