2023年01月01日00時00分 / 提供:マイナビニュース
メインPCのSkypeが安定版だったので、Skypeの最新機能に早期アクセスできる「Skype Insider」に切り替えた。今後実装する機能をいち早く検証するためである。
試したところ、新たな機能は体験できなかったものの、個人的には不要な項目が加わっていた。それが「Skypeで共有」である。
これを消すには、いつもどおりSkypeのCLSIDをHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Blockedキーに登録すれば済む話だと思っていた。
しかし、以前は{776DBC8D-7347-478C-8D71-791E12EF49D8}をブロックリストに登録すれば抑止できたものの、うまく行かない。どうやら仕組みが変化したようだ。今回は「Skypeで共有」を有効化するレジストリキーを削除してみよう。
reg export HKCR\*\shell\ShareWithSkype "Skypeで共有.reg"
reg delete HKCR\*\shell\ShareWithSkype /f
上記は「reg export HKCR*\shell\ShareWithSkype "Skypeで共有.reg"」でレジストリファイルを作成し、「reg delete HKCR*\shell\ShareWithSkype /f」で該当機能を削除した。仮に「Skypeで共有」が必要になった場合は、レジストリファイルをダブルクリックで結合すればよい。
今回インストールしたSkype Insiderはバージョン8.92.0.204。念のため、安定版Skypeのバージョンを比較しても同じ状況だった。
{776DBC8D-7347-478C-8D71-791E12EF49D8}のエントリーは存在するため、ブロックリストによる抑止が効かなくなったのか不明だが、コンテキストメニュー整理派は本Tipsを役立ててほしい。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら