2022年12月28日00時00分 / 提供:マイナビニュース
視力低下中の筆者にはウィンドウスナップ機能がありがたい。以前はウィンドウサイズを調整して、ディスプレイのフル活用に注力していたが、最近は「Win」+矢印キーで、ウィンドウをディスプレイの端に貼り付けるウィンドウスナップが活躍している。だが、その際に邪魔になるのがスナップアシストによる候補選択だ。
ウィンドウの最大化ボタンをマウスオーバーするか、「Win」+「Z」キーを押すと現れるスナップレイアウトも同様だが、ディスプレイの空いた領域に起動中のアプリ配置をうながしてくる。普段は「Esc」キーを押してキャンセルするのだが、煩雑に感じたので同機能を無効にしてみた。
これでスナップアシストは動作しなくなる。同機能はシステム負荷が高いのか、筆者のデスクトップPCでは若干もたついていたウィンドウスナップが、遅延なく動作するようになった。うれしい誤算だ。
ディスプレイ内でアプリを配置するスナップレイアウトは有用だが、公式ドキュメントによれば、アプリが最大500ピクセル(理想は330ピクセル以下)をサポートしなければならない。
古くから使い続けているアプリの一部はスナップレイアウトに未対応なため、たまに戸惑ってしまう。諦めて別のアプリを探すべきか、スナップレイアウト未対応を前提に使い続けるか悩ましい。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら