折りたたみスマホをオシャレに使う！ Galaxy Z Flip4に「サクラスリング」を付けてみた

最近のスマートフォンは大型化が進んだことから、肩や首からぶら下げるネックストラップ付きのケースを使う人が増えています。そうなるとストラップのデザインや質にもこだわりたくなりますよね。実はスマートフォン用にも使える美しいデザインのストラップが販売されています。しかも折りたたみスマートフォンに使うとまるで小さなバッグを肩掛けしているようなオシャレな雰囲気で持ち運びできるのです。

このストラップはSakura Sling projectが発売している「サクラスリング」シリーズの「スカーフストラップ」。サクラスリングはもともと大型の一眼レフタイプのカメラ用に「CAMERA SLING」が開発されました。ストールのような生地を使い、肩で生地を広げると重さを分散させることができるという、デザインと実用性を両立したストラップです。

そのCAMERA SLINGをスマートフォンなどカメラ以外の製品にも使えるように開発されたものがスカーフストラップです。バックルで長さの調節が可能になり、接続金具部分は指先で開閉できる「ナスカン」になりました。そのため最近の肩掛けストラップ対応スマートフォンケースに付けることもできます。そこで今回は縦折り式スマートフォン「Galaxy Z Flip4」で試してみました。Galaxy Z Flip4の純正ケースには折りたたんだときに落下防止リングがヒンジの部分に装着されたデザインのものがあります。そのリング部分にスカーフストラップを取り付けると、Galaxy Z Flip4を肩や首からぶら下げて持ち運べるわけです。

実際に首からぶら下げてみました。スマートフォンをぶら下げるストラップがファッションの一部にもなるので、スマートフォンを持ち運ぶのが楽しくなります。また自分のスマートフォンへの注目が集まりますよね。

スカーフストラップは様々なデザインのものが販売されています。そのため自分のファッションに合わせて数本用意するのもいいでしょうし、スマートフォンのケースや本体カラーに合わせたデザインのものを買うのもいいでしょう。

肩から掛けると雰囲気もちょっと変わります。この時はストラップを広げてぶらさげるのがよいでしょう。ストラップの長さは微調整できるので、ファッションにうまく合わせられそうです。

実際に使ってみると、スマートフォン本体をポケットに入れておく必要が無いため、使いたいときにすぐに使うことができます。また首からぶら下げているときにGalaxy Z Flip4がぶらぶらとすることも少なく、たたんだ状態のGalaxy Z Flip4は場所も取らないため首や肩からかけていることも気になりません。Galaxy Z Flip4を使うときは十分な長さがあり、手に触れるスカーフストラップの布地が心地よく感じます。

写真を撮ったり自撮りするときもスカーフストラップが邪魔になることはありません。このスタイルで使っていると「それってどこのストラップ？」と聞かれることもあります。

ところでこのスカーフストラップには隠れた機能が1つあります。ストラップ部分に小さなポケットがあるのです。このポケットにはICカードやリップスティックなど小さな化粧品を入れておくことができます。スカーフストラップにGalaxy Z Flip4を取り付けてぶらさげ、あとは身の回りの最小限のものだけをポケットに入れて外出することもできるのです。

スカーフストラップはSakura Sling projectのオンラインストアで購入できます。また各都市のデパートなどで期間限定のポップアップストアが展開されているので、実際に実物を見て買うことも可能です。たとえば2022年12月1日から2023年1月4日までは東京の上野マルイB1階に出展。最新の情報はSakura Sling projectのWEBやインスタグラム、Twitterなどをチェックしてみてください。

サクラスリングには接続パーツが1点の「NECK STRAP」や手首にまわせる「HAND STRAP」もあります。そして「CAMERA SLING」は耐荷重10kgで高級デジタルカメラにも使えるのです。カメラや他のモバイル機器など様々な製品に対応しています。

Galaxy Z Flip4はポケットに簡単に収納できる折りたたみスマートフォンですが、サクラスリングを取り付けることで「見せて持ち運ぶ」という使い方ができるわけです。これから折りたたみスマートフォンを買おうと考えている人は、このようなスタイルで使ってみるのも検討してはいかがでしょうか？

富永彩乃＋山根康宏 富永彩乃（とみなが あやの） ITジャーナリスト／自撮り端末研究家。日本や海外各国のIT事情、特に海外の最新スマートフォンやビデオコンテンツサービスに精通。海外展示会の取材も積極的にこなし、現地からライブ配信によるレポートや動画撮影・編集も自身で行っている。スマートフォン複数台を常に使いこなし、TVやメディアへの出演も多数。 公式サイト：https://ayanotominaga.com/ 山根康宏（やまねやすひろ） 香港在住の携帯電話研究家。海外（特に中国）のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど活動の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から百万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。 公式サイト：http://www.hkyamane.com/ この著者の記事一覧はこちら