2022年12月21日06時30分 / 提供:マイナビニュース
30日に放送されるテレビ朝日系バラエティ特番『じゅん散歩 歳末DX2022』(8:00~)では、高田純次とゲストの高橋英樹が丸の内を散歩する。
『西村京太郎トラベルミステリー』シリーズで10年にわたって名コンビとして共演した間柄の2人。日本郵便が手掛ける商業施設「KITTE」から散歩をスタートする。高橋は登場早々に「KITTEと言うなら斬りますよ」と時代劇ジョークを放って、ひと笑いを起こす。丸の内の街並みに高橋が「随分変わりましたよね」と驚くと、「パリの街角にそっくり! 行ったことないけど」と早速高田節が。そして早速丸の内美女3人組に遭遇すると声を掛け始める。
歩みを進めると、静嘉堂@丸の内の前で美術展のポスターを発見し、お邪魔することに。そのポスターにはあるお皿が掲載されており、「皿の1つや2つ、買って帰りましょう!」と最初は威勢のいい高田だったが、高橋から「これ、曜変天目っていうんですけど、国宝です」と聞くと、恐れおののいて「やめましょう」と即前言撤回。その美術展では、世界にたった3つしか現存しないという貴重な国宝「曜変天目」があるということで、ぜひお目にかかろうと入っていく2人だったが、果たして見学させてもらえるのか。そこで高田は担当者にある交渉術を披露し、高橋は「お主も悪よのう」と漏らす。貴重な国宝を前に、高橋はじっくり鑑賞しながら、曜変天目に関するさまざまな知識を披露。その博識ぶりに高田は「来週から英樹さんを学芸員として入れていただいて」と担当者に提案する。
有楽町の「ゲイシャ専門カフェ」では、1杯880円のコーヒーと2750円のコーヒーの飲み比べをして、どちらが高級コーヒーか当てることに。高橋はじっくり味わう一方で、高田は「こっちの方が熱いとしか感じられない」と違いがわからない様子。結果、2人の意見が分かれるが、どちらが正解するのか。
2人のコメントは以下の通り。
■高橋英樹
丸の内は、昔とは建物が圧倒的に変わっていてびっくりしますね。でも、私にとっては生まれ変わろうがなんだろうが、ここは江戸ですから。全て感性としては江戸で考えてますので、江戸以外の何ものでもないんです(笑)。純ちゃんとは、『西村京太郎トラベルミステリー』で一緒にロケに行くと、いつもずっと喋っているので、今回はその延長のような感じでしたね。純ちゃんは私がいろんな知識を持ってるって言ってくれますけど、私の場合は「本当に見てきたような嘘言い」ってやつでね。好きなことを喋っているだけです。時代劇でいろいろな人を演じる中で、その人が生きてた場所や環境を知る過程で歴史が好きになって、それが高じてお城や刀など、いろいろなものが好きになって。興味を持ったものをちょっと勉強して、知ったかぶりをするのが好きなんです。でも、こうやって散歩をしながらいろいろな場所に行って、地元の人と会話をして、そこにあるお店などを再認識するだけでも楽しいですね。この番組は、とにかく高田純次さんが歩いてるだけで面白いですね。来年はおそらく、また新たな高田純次を見せてくれますよ。
■高田純次
この番組に大御所が来る場合は、いい物を食べさせてもらえるんですよ。だから、英樹さんがゲストだって聞いた時はうれしかったですね! 丸の内を散歩するってあんまりないですよね。東京駅とか、ピンポイントで目的地行っちゃいますから。街はどんどん変わって綺麗になっていって、昭和の時代とかのものはもうほとんどなくなりつつありますね。僕は田舎から来ましたから、見るもの、聞くもの新しいものばっかりで驚いてますよ。英樹さんは、東京駅のところに北奉行所があったとか、いろんなこと知ってるから、そういうのを聞いて「あ、そうなんだ」って。そういう知識を持っていろんな場所に行くと面白いですよね。ドラマのロケでも、英樹さんにはいろいろ話を聞いたんですけど、それ聞いてると、時々セリフ忘れちゃったりしてね。そういう意味では、今回はセリフを忘れることはないから良かったね(笑)。
英樹さんに「『じゅん散歩』は高田純次さんが歩いてるだけで面白い」っていただけて、うれしいですよ。だから、死ぬまでこの番組をやらしてくれって言ってるんです。来年は、僕はずっとレオタードで歩きますわ。