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ジープ「ラングラー」に初のPHEVモデルが登場! 電気で走る本格オフローダーの性能は?

2022年12月23日12時00分 / 提供:マイナビニュース

ステランティスジャパンは12月14日、ジープ「ラングラー」で初めてとなるプラグインハイブリッド(PHEV)モデル「Wrangler Unlimited Rubicon 4xe」を発売した。

卓越した悪路走破性を誇る「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン」に、電動パワートレーンを備えたPHEVモデルが登場。オフロード走行のポテンシャルが向上しており、電気のみで約42kmを走行できる性能を備える。

搭載するパワートレーンは2L直列4気筒ターボエンジン、2基の電気モーター、350Vのリチウムイオンバッテリーに8速オートマチックトランスミッションを組み合わせている。エンジンにマウントしたP1モーターで滑らかにエンジンを始動させることにより燃費を低減し、バッテリーパックに供給するための電気も生み出す。

運転席でのボタン操作により「ハイブリッドモード」「エレクトリックモード」「e-SAVEモード」の3つの走行モードを選択できる。

電動化を遂げたパワートレーンは、ラングラーの卓越したオフロード性能においてさらなる高みを実現。電気モーターは発進と同時に最大トルクを発生する特性をもつなど、オフロード性能の向上に寄与している。

バッテリーの充電は家庭用200Vの普通充電に対応。リチウムイオンバッテリーはリアシート下部に配置されており、重量配分を最適化するとともに、外部からの衝撃による損傷リスクの低減を図っている。バッテリーには冷却回路を備えているため、常に最適な温度に保たれる。

外観ではエンジンフード、ボディサイドのTRAIL RATED バッジ、リアエンブレムにブルーのアクセントカラーを採用して差別化を図った。

インテリアはブルーのステッチで特別感を演出。ボディカラーはブラックC/C、ブライトホワイトC/C、アールC/Cの3色だ。いずれもブラック内装の組み合わせとなる。

ラングラー初のPHEVモデル「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン 4xe」は1,030万円。同モデルは左ハンドルのみの設定となる。

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