セイコー「プロスペックス」、白銀の氷河を描いた機械式ダイバーズ

セイコーウオッチは2023年1月13日に、アウトドアブランド「プロスペックス」の新作として、美しい白銀の氷河の世界を表現したというダイバーズウオッチ限定モデルを発売する。世界限定5,000本（うち国内800本）、価格は148,500円。

今回の「SBDC187」は、セイコーの腕時計が110周年を迎えることを記念したモデルでもある。セイコーは1913年（大正2年）、国産初の腕時計となる「ローレル」を発売した。また、セイコーのダイバーズウオッチは1960年代から1970年代にかけて、北極や南極へのパートナーとして多く用いられてきた。

SBDC187では、セイコーが1968年にリリースしたダイバーズウオッチのフォルムを踏襲。北極や南極に広がる白銀の氷河を、ダイヤル上の立体的な型打ち模様とホワイトシルバーで表現し、光の加減によって現れる美しい陰影の世界を描いた。

ケースとブレスレットの素材はステンレススチール、ケースサイズは外径41×厚さ12.3mm、風防は内面無反射コーティングのカーブサファイアガラス、防水性能は200m空気潜水用防水。手巻き付き自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー 6R35」のパワーリザーブは約70時間。

ブレスレットはしなやかで装着性よい5列タイプとなり、交換用のポリエステルストラップが付属する。この交換用ストラップは美しい氷河の表情をイメージしており、セイコー初というペットボトル再生原料100％のファブリックストラップだ。