2022年12月16日19時25分 / 提供:マイナビニュース
国立天文台(NAOJ)は12月15日、恒星級ブラックホールが時間とともにどのようにして銀河中心の大質量ブラックホールにまで成長するのかを予測するため、機械学習を用いて導き出した何百万という成長法則の観測を行い、その中から現実の観測と一致するものとして、ブラックホールは宇宙誕生から数十億年の間が最も活発で、それ以降はたいへんゆっくりと成長することを確認したと発表した。
同成果は、米・アリゾナ大学のHaowen Zhang博士課程学生、同・大学 スチュワード天文台のPeter Behroozi准教授(NAOJ プロジェクト研究員)らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英国王立天文学会が刊行する天文学術誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society」に掲載された。
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