2022年12月16日17時34分 / 提供:マイナビニュース
清水建設は12月16日、バーチャル空間にデジタルツインでの活用を前提としたプラントモデルを構築し稼働シミュレーションを行い最適化された工場施設の建設と運営を支援するサービス「Growing Factory(グローイングファクトリー)」を発表した。同社が独自開発した生産シミュレーターと3Dプラントモデルを活用し、設計段階からバーチャル空間にプラントモデルのデジタルツインを構築。稼働シミュレーションを繰り返し、短時間で最適な施設計画モデルを抽出することで理想のプラン提案を行うものだ。
設計段階において、バーチャル空間に複数の工場プランを構築し稼働シミュレーションを実行、イニシャルコストやランニングコスト、品目別生産能力等の検証を行いながら事業予算を勘案した最適な工場プランを提案する。
次にデータをもとに工場の全体構想をフィックスさせ、生産・物流ラインの自動化・省人化などのオプション機能の提案を行いつつシミュレーションを実行、製造設備や搬送機器の最適な組み合わせなども抽出できるため、これらのデータをもとに工場の建設を行う。