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初心者のためのインターンシップ&就活の基礎知識 第14回 年末年始を利用して、これまでの就活準備を総点検しよう!

2022年12月17日11時09分 / 提供:マイナビニュース

2022年も師走に入り、年が明けたら就活本番が目前に迫ってきます。そこで、今回はこれまで取り組んできた就活準備を点検するポイントを紹介します。

自己分析や仕事研究はどこまで進んでいるか、また、エントリーシートの準備や面接の対策はできているか、年末年始を利用して現時点の進捗状況を確認してみてください。

○強みをアピールするキーワードと、それを裏付けるエピソードを準備できているか?

就活準備の振り返りは、自己分析の現状を確認することから始めましょう。自分がどんな仕事に興味があるのか、仕事で生かせる強みや能力は何か、仕事をしていくうえで大切にしたいことは何か、自分の興味・能力・価値観は整理できているでしょうか。

また、自分の強みを表現するためのキーワードは見つかっていますか。そして、自分の強みを裏付けるエピソードを整理し、わかりやすく伝える準備は?

自己分析の結果は、エントリーシートや面接で表現する自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)、志望動機、すべてに通じます。まずは、自己分析がしっかりできているかの確認が必要です。
○業界や企業の魅力を理解し、志望理由が整理できているか?

仕事研究の現状についても確認しましょう。業界研究や企業研究を通じて、興味を持てる業界や企業は見つかっているでしょうか。

また、業界や企業のどこに魅力を感じているか、どんなところに共感しているのか、きちんと整理できていますか。企業については、同じ業界に所属する他社との違いを理解し、その企業ならではの魅力を把握することです。

さらに、志望企業が求めている人材像を確認し、自分の強みや能力をその企業でどのように発揮できるのかイメージできているでしょうか。現時点で業界や企業に対する理解がどこまで進んでいるのかをチェックし、なぜその企業に入りたいのか、入社したらどのように活躍したいのか、志望度の高さを表現する準備ができているか確認してみましょう。
○自己分析と仕事研究の成果を整理し、自分の言葉で伝える準備ができているか?

最後は、選考対策の進み具合についての確認。インターンシップに参加した経験がある方は、すでにエントリーシートの下書きが完成しているかと思います。その内容をベースに本選考用にさらにブラッシュアップしてみましょう。ポイントは、実体験を盛り込んで表現すること。

インターンシップで学んだこと、OBOG訪問で共感したポイントなどを盛り込んで、説得力をアップしましょう。まだエントリーシートを書いたことがない人は、志望企業を想定して、自己PR、ガクチカ、志望動機の下書きをして、キャリアセンターなどで添削してもらうのです。

また、面接についても実践的な練習を忘れないように。近年はWEB面接が主流ですが、最終面接だけは対面型面接を実施する企業が少なくありません。どちらの形式でも慣れが不可欠。キャリアセンターの職員や友だちどうしで何度か模擬面接をして本番に備えましょう。

今回は、これまでの就活準備を振り返るポイントをご紹介しました。年が明け、期末試験が終わるといよいよ就活本番を迎えます。年末年始、少しでも気持ちに余裕があるときに、これまでの取り組みを振り返り、今後やるべきことや改善点を確認してください。

吉本隆男 よしもと・たかお キャリアライター&就活アドバイザー1960年大阪生まれ。1990年毎日コミュニケーションズ(現:マイナビ)入社。採用広報ツールの制作を幅広く手がけ、その後、パソコン雑誌、転職情報誌の編集長を務める。2015~2018年まで就職情報サイト「マイナビ」の編集長を務めた後、地域創生をテーマとした高校生向けキャリア教育プログラムの開発に従事。2020年定年退職を機にキャリアライター&就活アドバイザーとして独立。日本キャリア開発協会会員(CDA)、国家資格キャリアコンサルタント。著書に『保護者に求められる就活支援』(2019年/マイナビ出版) この著者の記事一覧はこちら

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