2022年12月14日15時07分 / 提供:マイナビニュース
小学館は12月14日、障害当事者が障害について執筆した書籍『だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない』(著:キム・ウォニョン 訳:五十嵐真希)に関して、紙の書籍のほか電子書籍やオーディオブック、日本点字図書館の協力を得た「点字版」といった、視聴覚障害者などの読書困難者が楽しめる方式をカバーした計7形態を発売した。
同書は2018年に韓国で発行、発売から4年たった現在も多くの人に読まれているベストセラーの翻訳書で、著者のキム・ウォニョン氏は骨形成不全症の車いすユーザー。現在は作家・パフォーマー・弁護士としてマルチに活躍しているが社会的マイノリティであった著者が、障害者としての人権の大切さ、そして社会との間にあるギャップを埋める方法を論理的に語った一冊となっている。
[ 続きを読む ]