2022年12月14日06時45分 / 提供:マイナビニュース
TSMCは2022年12月6日に、建設中の米アリゾナ工場に最初の製造装置の搬入を祝う記念イベントを開催したが、台湾の複数メディアが、同社の関わる台湾におけるサプライチェーンの多くが、コスト高を懸念して米国進出に二の足を踏んでいると報じている。
台湾の中央通信社は、TSMCに追随して米進出を表明したり、すでに進出を果たした台湾系業者として半導体製造用化学薬剤を供給する台湾長春グループ傘下のChang Chun Petrochemical(長春石化)、LCY GROUP(李長栄化工)、関東化学グループのKANTO-PPC(関東鑫林)、シリコンウェハのGloballWafers(環球晶)、クリーンルームのUIS(漢唐、米子会社United Integrated Services USA)、工程設備・技術施設のMIC(帆宣、米子会社Market Tech International)とガス薬液供給システムのJTPC(和淞、米子会社Propersis)の名前を挙げている。
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