2022年12月13日18時52分 / 提供:マイナビニュース
Appleは12月13日、2018年以降の過去5年間で日本のサプライヤーネットワークへの支出が1,000億ドル以上になることを発表した。
2019年以降は30%以上増加させており、サプライヤーネットワークへの投資額は1,000億ドル以上。サプライヤーネットワークはソニーのような誰もが知るような企業や、独自の細幅織物技術でファッションからラッピング、産業資材を扱う福井県の井上リボン工業、真空薄膜分野の装置総合サービスを提供する金型メーカーのシンクロンなど中小規模の企業から家族経営のビジネスまで約1,000社に上る。アプリケーション経済も成長しており、2020年は日本だけで346億ドルのApp Store売上創出に貢献し、日本の開発者が商品やサービスを提供するアプリケーションを通じて得た利益も500億ドル以上と倍増。日本では約100万人の雇用を支えると試算している。
来日中のApple CEOのティム·クック氏は、「日本を訪れるたびに、私たちのチーム、お客様、デベロッパ、サプライヤーが、教育への取り組み、美しいデザインへの情熱、私たちの地球を守ろうという確固たる努力など、私たちを一つにする創造性と価値を共有しているのを目にしています。再びつながり、私たちの共同作業をたたえ、私たちが作ることのできるさらに明るい未来へと目を向けることは、大きな喜びです」とのコメントを発している。