2022年12月12日17時54分 / 提供:マイナビニュース
シャープ、シャープディスプレイテクノロジー(SDTC)、東京大学(東大)の3者は12月12日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」において2019年度より取り組んできた「次世代高効率ディスプレイの材料およびプロセス開発」の成果として、Cdフリーの量子ドットを用いて、電流注入での発光とRGB(赤緑青)画素のパターニングに成功したことを発表した。
次世代ディスプレイ技術として期待される量子ドットだが、既存ディスプレイ技術と比べてさまざまなメリットがあるものの、一般的な量子ドットには材料としてRoHS指令などで規制されているCdを含むため、環境への影響などが懸念されている。
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