電通の消費者研究プロジェクト「DENTSU DESIRE DESIGN」(DDD)は12月9日、消費者の近い将来の消費意欲を測る指標として、「欲望未来指数」を開発したことを発表した。
「欲望未来指数」は、消費者が現在持っている欲望と、今後の消費に対する意向を掛け合わせることで、顕在化しているニーズだけでなく、その奥にある人々の潜在的な消費意欲まで可視化することができるもの。2021年から実施している「心が動く消費調査」をもとに、同社が独自に規定した現代の消費者が持つ43種の欲求項目から構成される「11の欲望(Desire)」の総和と、近い将来の消費意欲が一定以上ある人の割合をもとに算出する。