KDDI、ドローンレベル3・4飛行の社会実装に向けてアカデミーを開校

KDDIスマートドローンは12月5日、ドローンの操縦ライセンスやスキル習得を目的としたカリキュラムを提供する「KDDIスマートドローンアカデミー」の受け付けを開始したことを発表した。直営のスクールとして、栃木県小山市と千葉県君津市に2023年1月に開校する。

また、カリキュラムを全国各地で受講できるよう、パートナーとなった提携スクールにおいてもKDDIスマートドローンの認定コースを受講できる体制の構築も進めるとのことだ。

スクールでは2022年12月5日に国家資格として制度化された「一等無人航空機操縦士」「二等無人航空機操縦士」の資格取得コースをはじめ、今後普及が進むと考えられるレベル3および4飛行に必要な運航管理システムを扱うためのコース、点検・物流・空撮などドローンのビジネス活用を学ぶ実践的なコース、ドローンに関わる教育者を育成するコースなどを設置予定。

KDDIスマートドローンがこれまで実施してきた、ドローン配送サービスの実装やさまざまなインフラ設備のドローン点検サービスの提供などの経験に基づいて、スクールのカリキュラムを作成しているという。