2022年12月03日00時00分 / 提供:マイナビニュース
本連載を長くご覧いただいている方はご存じかもしれないが、筆者のデスクトップに「ごみ箱」はない。デスクトップは一時作業の場。各PCで作成した画面キャプチャーファイルや、実験スクリプトの実行ログはあれど、作業を終えたら削除してしまう。
誤ってファイル・フォルダーをごみ箱へ移してしまうミスは皆無ながらも、希(まれ)に「ごみ箱」へアクセスしたい場面がある。その際はエクスプローラーの「デスクトップ」からアクセスしていた。
今回他の方法はないかと、Windows 11の検索ボックスで「ごみ箱」と検索すると下図が現れた。ここからも「ごみ箱」へアクセスできるようだが、検索文字列を入力するためにIMEを有効にしなければならない。
そこで活用したいのが「shell:RecycleBinFolder」だ。「ファイル名を指定して実行」やエクスプローラーのアドレスバーから実行すれば、そのままごみ箱フォルダーにアクセスできる。
検索ボックスから起動する英語のごみ箱が必要な場合は、「explorer shell:RecycleBinFolder」でショートカットファイルを作成し、「%APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs」フォルダーに置けば、インデックスの更新を終えた後に利用可能になる。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら