2022年12月02日16時32分 / 提供:マイナビニュース
AIソリューションを開発・提供するAutomagiは12月1日、デジタルセンサーによる計測・分析技術で高精度な空間データを作成する「空間情報事業」を展開する朝日航洋と共同で、3D点群データを対象物と照合する仕分け作業をAIで自動するツールを開発したことを発表した。作業工数を最大60%削減することに成功している。
開発されたAIツールは、朝日航洋が送電線などの社会インフラ点検で使用する3D点群データを現実の対象物と照合する、仕分けと呼ばれるフィルタリング作業をAIで自動化するものだ。朝日航洋は、インフラ設備の異常の有無を立体で把握するため、ヘリコプターや計測車両で設備を可視光カメラやレーザ計測で撮影し3D点群データを作成しているが、撮影されたデータは年間で約5,000km、手動で行う仕分け作業は約1,700人日もの工数が発生していた。
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