2022年12月02日00時00分 / 提供:マイナビニュース
Windows 11 22H2に更新すると、画像・動画ファイルのコンテキストメニューに「Clipchampで編集」が現れる。
Clipchamp(クリップチャンプ)は、2013年にオーストラリアで創業した同名企業のオンライン動画編集ツールだが、現地時間2021年9月7日の発表どおり、Microsoft傘下企業の一つに加わった。筆者はMicrosoft 365 Appsの強化に用いるものだと思っていたが、フタを開ければご覧のとおり、Windows 11の機能ツールとして提供された。
Microsoft傘下に加わったためか、無償ライセンスでエクスポートできる解像度も480pから1080pまで緩和している。消費者としては歓迎だが、動画編集する機会がない方はClipchampをアンインストールするのが一番簡単だ。
一方で「いつか動画編集するかも……」とお考えの方は、レジストリーからClipchampのエントリーをブロックすればよい。
今回はアプリのアンインストールと、レジストリー操作の二つを紹介した。レジストリーに詳しい方にはおなじみのShell Extensions\Blockedキーに、ClipchampのGUIDを登録して「Clipchampで編集」を抑制している。お好みの方法を選んでほしい。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら