2022年12月02日06時55分 / 提供:マイナビニュース
11月7日に東京で開催された「imec Technology Forum(ITF Japan 2022)」において、ロジック半導体の微細化をさらに進展させるためには、集積システム構成とプロセス技術との同時最適化である「System-Technology Co-Otimization(STCO)」が今後は重要になるとimecのロジックテクノロジー担当バイスプレジデントであるJulien Ryckaert(ジュリアン・リカルト)氏が強調した。同氏にimecで発足したSTCOプログラム発足の背景や狙いについてうかがった。
Julien Ryckaert氏は、2000年にベルギーのブリュッセル大学(ULB)で電気工学の修士号を取得し、2007年にブリュッセル自由大学(VUB)で博士号を取得。2010年にimecに入社し、ADコンバータやRFトランシーバーなどのミックスドシグナル回路設計に従事後、2013年から先端CMOSテクノロジーノード向けの回路設計・プロセス技術同時最適化(DTCO)プラットフォーム構築を担当し、2018年からは3nmテクノロジーノードを超えるスケーリングとCMOSの3D化によるエリアスケーリングに焦点を当てたプログラムディレクターに就任している。
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