2022年12月01日09時29分 / 提供:マイナビニュース
ESETは11月28日(現地時間)、「RansomBoggs: New ransomware targeting Ukraine|WeLiveSecurity」において、ウクライナの組織を狙った新しいランサムウェアキャンペーンを発見したと伝えた。このキャンペーンは「Sandworm」と呼ばれている持続的標的型攻撃(APT: Advanced Persistent Threat)グループが以前に展開したキャンペーンの特徴に酷似しているとみられている。
ESETのセキュリティリサーチチームが「RansomBoggs」と呼ばれている新たなランサムウェアを検知し、ウクライナコンピュータ緊急対応チーム (CERT-UA: Computer Emergency Response Team of Ukraine)に報告していたことが明らかとなった。このランサムウェアはランダムなキーを生成し、Cipher Block Chaining(CBC)モードのAES-256を使用してファイルを暗号化するとされており、暗号化されたファイルには.chschという拡張子がつけられることが確認されている。
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