三菱重工と三菱重工エンジニアリング(MHIENG)は11月30日、2023年4月1日付けでMHIENGを三菱重工に統合することで合意したことを発表した。MHIENGが展開する事業を吸収分割により三菱重工に承継、社長直下の組織に配置し、グループの成長エンジンであるエナジートランジションを一層加速させる方針。
三菱重工グループは、2020年10月に発表した中期経営計画「2021事業計画」において、「エナジートランジション」と「社会インフラのスマート化」の2つを成長エンジンとして、2030年までに企業価値を大幅に向上する計画を掲げている。