2022年11月28日19時00分 / 提供:マイナビニュース
●原作の大ファンである馬場、古川の桜夜役に納得「なるほど!」
現在放送中のドラマ『恋と弾丸』(MBS ドラマ特区 毎週木曜24:50~ほか)でW主演を務める俳優の古川雄大と女優の馬場ふみかにインタビュー。本作に参加した感想やお互いの印象など話を聞いた。
同名の人気コミックを原作とする本作は、ヤクザの若頭と女子大生が超運命的な出会いを果たし、死と隣り合わせの状況で禁断の愛を育んでいくラブストーリー。ヤクザ・桜夜組の若頭・桜夜才臣を古川、勝ち気ではっきりとした性格の女子大生・ユリを馬場が演じている。2人の共演は、今年2月に上演された舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』以来2度目。
――役とご自身の共通点はありますか?
古川:僕も割とギャップがあるタイプだと思います。桜夜は確固たる存在ですが、ユリとの恋愛を通して弱さや嫉妬心など、普段見せそうにない姿をどんどん見せていく。僕も外では35歳をやろうと頑張っていますが、家ではすごい子供だと思います(笑)
馬場:私はユリとはけっこう違うかなと思います。違う意味で「強めだね」と言われますが、ユリのような真っすぐな強さはあまり持っていないのですごく憧れます。私は思っていることをはっきり言うのが意外とできない。表に出すのが得意ではないです。
古川:僕はけっこう共通していると思うけどね。自分があるというか、左右されない感じは共通していると思います。
馬場:それはそうかもしれないですね。マイペースなので変な流され方はしないかなと思います。
――相手の役に関して魅力だなと感じている部分を教えてください。
古川:まず、ユリはかわいいですよね。「きれいだ」というセリフを「かわいい」と言ってしまうくらいかわいらしい部分がありながら、ヤクザと恋愛していくという難しいことに立ち向かっていく姿に魅力を感じますし、そういった彼女の強さに惹かれています。
馬場:ユリに対して真っすぐに愛を伝えてくれるところが桜夜さんの魅力だなと思います。「俺は惚れている」って真っすぐ言われることってなかなかないなと。そんなこと恥ずかしくて言えないと思うことを桜夜さんは言えちゃうのがすごいと思います。
――古川さんは王子様的な役を演じられることが多かったと思いますが、今回ヤクザを演じてみていかがでしたか?
古川:いつかやりたいと思っていたんです。舞台では皇太子みたいな役をやらせてもらうことが多いですが、悪役も演じてみたいなと。イメージしていたヤクザとは違いますが、一見、悪に見えて、でも純愛していく、そのギャップが面白いなと思いました。
――桜夜を演じて難しかったことはありますか?
古川:人との距離がすごく近くて、その免疫がなかったので大変でした。あと、バラエティでいうとテロップが出るような言葉をずっとしゃべっている人なので、これをどう言おうかなって、そこも大変でした。
――入れ墨を描くのに1回7時間かかったと。
古川:これが毎日だったら逃げていたかもしれません(笑)。2回描いてもらってトータル3日間で撮影し、ギュッとまとめてくださったので助かりました。
――馬場さんは、ヤクザの恋人役を演じていかがでしたか?
馬場:原作を読んでいてユリの目の強さがすごく魅力的だなと思っていて、桜夜さんに対してはっきり好きだと伝えるところも目の輝きが素敵だなと思っていたので、そこはすごく意識しながら演じました。ちょっと悪くて強い人がかっこいいって、いつの時代もあるじゃないですか。それの延長だと思って演じました。
――馬場さんは原作の大ファンとのことですが、その実写作品に参加できる喜びを改めてお聞かせください。
馬場:できたらいいですねっていう話をしていて、いざお話をいただいたときはびっくりしました。やりたいと話していたときに桜夜は誰が演じたら似合うんだろうって話していたのを思い出して、「古川さんか、なるほど!」って思いましたし、好きな作品に参加できるのはうれしかったです。
――原作でお気に入りのキャラクターやエピソードがありましたら教えてください。
馬場:桜夜さん超好きです。一言一言全部名言じゃないですか。「次は子宮が痛いくらい疼くキスをしてあげる」とか、最高です。
●互いの演技を称賛! 馬場は古川のイメージが「すごく変わった」
――舞台に続き今回ドラマで共演されましたが、お互いの印象を教えてください。
古川:舞台のときも相手役でガッツリお芝居をしましたが、そのときは結ばれない役で、僕が一方的に振られる続ける話で、(今回は)ちゃんと実ってよかったです(笑)。舞台の時も感じましたが、かっこつけない、飾らない役作りをされる方で、それが素敵だなと。役と向き合っていると欲張ってしまいがちですが、いらないところを全部削ぎ落として心で勝負している。ナチュラルで自然体なところが魅力的だなと感じています。
――馬場さんは飾らない役作りを意識されているのでしょうか。
馬場:私は逆にいろんなことをするほうができないです。この作品は基本的にユリの視点で話が進んでいくので、見ている方が感情移入するのはユリだと思うので、感情の流れを原作からもらってちゃんとやる部分もありつつも、自分なりに演じようと思いました。
――古川さんの印象はいかがでしょうか?
馬場:舞台のときは稽古中以外あまり会話をしなかったんです。古川さんのセリフ量がとんでもない量だったので、ずっと台本を読まれていて。今回はキャストやスタッフさんとたくさんコミュニケーションをとっている姿があって、こんなに開いた人なのだと、イメージがすごく変わりました。
――演技の魅力はどう感じましたか?
馬場:桜夜は圧倒的な存在であり、とんでもないことばかり言う。そこをしっかりバチッと決めてくるところがすごいな、素敵だなと思います。私のほうが恥ずかしくなって笑いが止まらなくなるときがありました。
――笑ってしまってNGに!?
馬場:テストで笑っても、本番は頑張りました!
――本作への参加はご自身にとってどんな経験になりましたか?
古川:すごく濃厚な時間でした。ちゃんと成長する物語でもあり、要素がたくさん詰め込まれていて、ヤクザ役も含めていろんな初体験をさせてもらってすごく濃かったです。馬場さんと舞台で共演していたこともよかったのかなと思います。
馬場:私もベッドシーンがここまであるのは挑戦だったと思います。
古川:2日間丸々ベッドシーンのみって、そんな撮影したことなかったです。
馬場:そういうシーンが多いですが、一緒に過ごす短い時間でどれだけお互いが思いを伝え合うかが大事だと思いました。あと人を投げたのも初めてでした。ユリは大学の柔道部に突然参加するような強いキャラクターで、誰に対しても戦っていく姿勢がある子ですが、そういう役はあまり今までなかったかなと思います。
――肉体美も披露されていますが、事前に準備はされたのでしょうか。
馬場:ミニスカートの衣装だったり、思った以上にずっと脚が出ているのでそこは気にしました。毎日ずっと撮影していると脚の疲れが出てきますし、ケアするようにしていました。
古川:普段から定期的にジムに通っていて、特別何かやったということはないですが、桜夜もそこまでガチガチではないので自然体な感じで大丈夫かなと思って臨みました。
――最後に、本作に感じている魅力をお聞かせください。
古川:セクシーですし、かっこいいですし、異空間に連れて行ってくれる作品。この作品を見て、恋しなきゃ人生もったいないと。桜夜はいつ死ぬかわからないので生き急いでいると言っていますが、人生において何かトライする力を桜夜やユリを通して感じてもらえたらなと思います。
馬場:撮影しているだけではわからないくらい、いろんな仕掛けがあるのがこのドラマの一つの魅力でもあると思います。確実に今まで見たことがない作品になっていると思いますし、日常を離れて楽しんでいただければいいなと思っています。
馬場ふみか メイク:唐澤知子、阿部美咲、伊東真美 衣装:石橋万里、狩俣成美 ジャケット72000円、カットソー37000円、スカート37000円/すべてピンコ(サン・フレール)