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JAXA、小型のラブルパイル小惑星にコマ型をしたものが多い理由を解明

2022年11月28日16時01分 / 提供:マイナビニュース

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月25日、岩塊が重力で寄せ集まってできたラブルパイル球状天体を回転させる新たな数値シミュレーションを実行したところ、同小惑星の自転周期が3時間よりも短くなると同時に、岩塊同士がある程度以上の摩擦を持つ場合に、自転軸対称に全球的な雪崩が起こることを発見し、このときに小惑星の形状が球状型からコマ型へと変化すること、さらには衛星を従えることなどを明らかにしたと発表した。

同成果は、JAXA 宇宙科学研究所(ISAS) 太陽系科学研究系の兵頭龍樹国際トップヤングフェロー、東京工業大学 地球生命研究所の杉浦圭祐 日本学術振興会特別研究員PDらの研究チームによるもの。詳細は、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載された。

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