2022年11月28日17時00分 / 提供:マイナビニュース
歌手・森高千里の名曲「私がオバさんになっても」を1時間にわたって特集するBSフジの特番『アワー・フェイバリット・ソング Vol.4 ~「私がオバさんになっても」を愛する理由~』が、12月25日(21:00~)に放送される。
「名曲」について楽曲を愛する著名人たちが語り、アーティスト本人から当時のエピソードや曲にかける思いを聞く同番組。これまで、キリンジの「エイリアンズ」(02年)、Original Love の「接吻」(93年)、フラワーカンパニーズの「深夜高速」(04年)を特集してきた。
森高が92年にリリースした「私がオバさんになっても」は、ストレートで印象的なやりとりを描く歌詞と、タイトル、そしてサビで繰り返される強烈なフレーズ、思わず口ずさみたくなるキャッチーなメロディが魅力。リリースから30年が経った今なお、多くのリスナー、ミュージシャンに愛されている。
「私がオバさんになっても」との出会いや、その魅力を語るのは、当時から森高とプライベートでも親交があるシンガーソングライター・岸谷香、中学生のときから森高の大ファンだという銀杏BOYZ・峯田和伸、森高を憧れのアイドルとして挙げる乃木坂46・秋元真夏、昨年刊行『平成のヒット曲』の著者で「私がオバさんになっても」も選曲した、音楽ジャーナリスト・柴那典氏。
さらに、森高本人にもインタビュー。楽曲が誕生した時のエピソードや、年を重ねても歌い続けていることへの思いを語るほか、作詞を始めた頃の苦悩や、大学ノートに単語やストーリーを書き記した「作詞ノート」の存在なども明かす。「私がオバさんになっても」の中で、森高が最も好きな歌詞とは…。最後には、番組のために「私がオバさんになっても」を披露する。
森高のコメントは、以下の通り。
――収録を終えて、いかがでしたか?
「私がオバさんになっても」について、最近は聞かれる機会もあまりなかったので、「こうだったな」と思い返したり、「あ、そういうことだったのかな」と自問自答したりしながら、お話しできた収録でした。
――「私がオバさんになっても」を聞く方に何を感じてほしいですか?
私は、楽曲として世の中に出て行ったら、聞いてくださる方のものだと思っているので、この曲を聞いてどう感じてほしいという思いはあまり無いんです。「スカッとする曲だな」と思う方がいたり、「ラブソングだな」と思う方がいたり、初めて聞いたときに感じることは本当に人それぞれで、そういう捉え方があるんだなと思うこともあります。この曲に限っては、年を重ねることで感じ方が変わることもあると思いますし、それで全然いいんだと思います。