2022年11月25日17時05分 / 提供:マイナビニュース
世界最大手の半導体メーカー・Intelが、コンテンツが「ディープフェイク」によるものなのかどうかを、リアルタイムで検出できるというシステム「FakeCatcher」を発表した。動画などに映された人の「血流」を分析することで、96%の精度でフェイクを見抜けるのだとか。
ディープフェイクは、2つの画像や動画の一部を結合させ、元とは異なる動画を作成する技術だ。例えば、アポロ11号は人類史上初めて月に着陸したが、これが失敗した場合を、当時の映像や資料をベースに、ディープフェイクを駆使して作成した動画「In Event of Moon Disaster」が、非常に精巧であったことから話題になったりした。しかし、こういったディープフェイク技術は、昨今悪用されるケースが多い。有名人になりすまし、実際にはやっていないことをやったり、言ったりするのだ。そんな悪用を防ぐために有用というのが、今回開発された技術だ。
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