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iScream、新曲で目指すは「冬ソングの定番」 アカペラへの思いや3人の関係性も語る

2022年11月25日17時00分 / 提供:マイナビニュース

●iScreamの歴史をたどれる新アルバム クリスマスソングにも挑戦
2018年開催の「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」で応募総数1万人の中からグランプリを獲得したRUI、ファイナリストのYUNA、HINATAの3人で2019年に結成し、昨年6月23日に「Maybe...YES EP」でデビューしたガールズグループ・iScream(アイスクリーム)。平均年齢18歳ながら、3人全員が高い歌唱力とダンス力を持ち合わせた次世代の実力派ユニットだ。11月23日にニューアルバム『i -Special Edition-』をリリースした3人にインタビューし、同アルバムの魅力や、グループの武器、3人の関係などについて話を聞いた。

今年4月に発売した1stアルバム『i』に収録楽曲を5曲追加し、DVDの収録内容も一新したスペシャルエディション。CDにはアルバム『i』の収録楽曲に加え、8月にリリースされたシングルから「Catwalk」「恋するプラネット」、今回新たにレコーディングされた新曲「ホワイト・ラブ」と「夢色Tear Drops」、そしてクリスマスソングの定番曲をアカペラで歌唱したスペシャル・メドレーが加わり、DVDには8月17日に開催された初の有観客ワンマンライブ「i2022」の模様などが収録されている。

――ニューアルバム『i -Special Edition-』の魅力を教えてください。

YUNA:『i -Special Edition-』を聴けば私たちの今の全部を理解できる内容で、私たちの歴史をたどれるアルバムになっています。冬やクリスマスをテーマにしているので、この冬、皆さんの生活に寄り添う存在のアルバムになればうれしいですし、冬が終わっても、その時々の皆さんの気持ちにあわせて聴いてほしいです。

RUI:どれか一曲は皆さんの冬を彩ることができる楽曲になっていると思います。そして、アカペラという自分たちの強みをやっと楽曲にできました。ファンの皆さんもアカペラのメドレーや楽曲をずっと待ってくださっていたので、それに応えられたことがすごくうれしいです。

HINATA:このアルバムのポイントは、曲ももちろんですが、DVDに私たちの初めてのワンマンライブの映像が全部入っているところかなと思っています。一生に一度きりの初ワンマンライブのパフォーマンスなど、私たちのいろんな一面を見て、私たちの全てを感じてもらいたいです。

――新たにレコーディングした「ホワイト・ラブ」と「夢色Tear Drops」の魅力もそれぞれアピールお願いします。

RUI:「夢色Tear Drops」は、これまでの曲よりもはるかに大人っぽい表現にチャレンジしたR&Bの楽曲です。ベースとしては失恋の心情が書かれていますが、悲しいだけではなくて「その経験は素敵だったよ」と前向きに捉えています。

YUNA:「ホワイト・ラブ」は純粋な恋のストーリーが描かれています。最初から最後にかけて、相手に対してどんどん素直になって「あなたのことがやっぱり好きだ」と表している楽曲で、そのままの心情を表現して歌いました。

――雪を表現した「ホワイト・ラブ」のミュージックビデオ(MV)も素敵でしたが、撮影はいかがでしたか?

HINATA:初恋の初々しい感じと、ゆっくり降り積もっていく雪をリンクさせたMVで、私たちが表情や表現を変えているところにぜひ注目していただきたいです。シンプルなので曲の世界観に入り込みやすく、皆さんの中に曲がスッと入ると思います。

●「つつみ込むように...」への思い MISIAからアドバイスも

――アカペラはiScreamの真骨頂とも言える武器です。結成当時からアカペラを武器にしていこうと考えていたのでしょうか。

RUI:デビュー前、最初にiScreamが人前に立ったのがE-girlsさんのラストライブツアーのオープニング・アクトでした。そこでどんなパフォーマンスをしようか考えたときに、私たち3人の武器が歌でした。その歌唱力を前面に出せて、なおかつ初めて私たちのことを見てくれる皆さんの印象に残る方法としてアカペラをやらせていただきました。ステージで披露した際に「すごい」と言っていただけて、その評価を途絶えさせたくないということで、YUNAを筆頭に流行っている洋楽や自分たちが歌いたい曲をアレンジしてTikTokにのせています。それもあって「iScreamといえばアカペラ」というイメージが定着したのだと思います。

――3人のハーモニーが良くなった、などアカペラの成長は感じられていますか?

HINATA:タイム感や揃い具合は何回も重ねていくごとに変わります。同じようになることはあまりなく、そのときのブレス、意識で変わっていくのがアカペラの魅力で。そういう部分では練習を重ねるごとに3人の意識や空気が同じになっていく感覚はあります。

――今回のアルバムは、話題になっているMISIAさんの楽曲「つつみ込むように...」のカバーも収録。別のインタビューで「iScreamが限界突破した楽曲・レコーディングだった」と話されていましたが、改めてこの楽曲はiScreamにとってどんな楽曲になっていますか?

RUI:自分たちを知ってもらうきっかけになった曲だと思います。初めて私たちを知る方も手を振って一緒に輪になってくれる、とっても大切な一曲になりました。これからもMISIAさんへのリスペクトも忘れずに、自分たちの「つつみ込むように...」を歌っていきたいです。

――MISIAさんとはどのようなやり取りをされましたか?

YUNA:私とRUIがMISIAさんのラジオに出演させていただき、直接お話をしました「Aメロはリズムこう取るけど、サビは違うよね」とか「こうやったらいいと思う」とか具体的なアドバイスをたくさんいただき、歌い方やリズムの取り方がガラッと変わりました。ご本人のお言葉はすごく貴重でした。

――アーティストの大先輩として刺激を受けたことはありましたか?

YUNA:私が中学の頃からMISIAさんの楽曲を練習で歌っていました。MISIAさんっていつまで経っても自分の歌い方が変わらないのに、磨きがかかっているのがすごく素敵です。刺激を受けていることの一つです。

HINATA:会いたかった……(編注:18歳未満だったため夜のラジオに出演できず)。MISIAさんは大先輩であり神様みたいな存在です。直接お会いできませんでしたが、ラジオを聞いて、10代の私たちへの対応も謙虚で、女性としても憧れてる方だと感じました。

●ワンマンライブは「宝物のような経験」 デビュー1年半を振り返る

――昨年6月のデビューからまもなく1年半。これまでの活動で、それぞれ特に印象に残っている出来事を教えてください。

RUI:まずは、3人ともそうだと思いますが、ワンマンライブです。夢だったことなので達成できてうれしかったです。夢だと公言していたからこそ、全力で楽しんでくださるファンの方、泣いてくださるファンの方を目の前にして、もっともっと大きなステージに行きたいなと。本当に宝物のような経験で、その日の光景や気持ちは忘れられないものになりました。

YUNA:リリースイベントもすごく印象に残っていて、それまでファンの方々と近い距離で会話ができる場がなかったので貴重な時間でした。初めて時間を共有するということを知ってアーティストとして活動する意味を感じ、ファンの皆さんとこれからどんどん大きく成長していきたいと思った時間です。

HINATA:私はデビュー曲「Maybe...YES」のMV撮影です。iScreamとして初めてのMVの撮影で、私たちのためにいろんな方々が関わってくださっているんだなと肌で実感できました。自分たちだけでは夢は叶えられないなと思った瞬間でもありましたし、スタッフやファンの皆さんがいるからこそiScreamはいるのだと再確認できた場でした。

――これからiScreamのファンになっていく方々に向けて、改めてお三方の持ち味・武器を教えてください。

RUI:やはりまずはアカペラです。TikTokでも初々しいアカペラを引き続きアップしていき、楽曲では本格的に作り込んだアカペラを増やしていき、「アカペラすごいよね」「歌すごいよね」と言ってもらえるように歌の魅力をたくさんの方々に伝えたいです。

YUNA:私は、3人の個性が強いのがiScreamの魅力の一つだと思います。見れば見るほど3人とも違うので、面白いと思っていただける自信があります。実際3人ともすごく仲がいいので、3人の仲間が作り上げる音楽を感じてほしいです。あとファンの皆さんとの距離が近いのも特徴です。InstagramやTwitterも自分たちで常にチェックして見ています。

HINATA:私たちは、ファンの皆さんと一緒に夢を叶えていくということをよく話しています。ファンの皆さんがいるからこそパフォーマンスできる。今後もいろんな場所にファンの方々と行きたいです。

――ファンの方との絆や愛を意識するようになったきっかけはありますか?

YUNA:デビューしたての頃は、ちょうどコロナ禍が始まったときで、結成が決まってから2年間は思うように外での活動ができませんでした。そのときに、デビュー前から知ってくださっていたファンの皆さんのお声がどれだけ大切なのか、あらゆる人々とのつながりの大切さを感じました。

――今後の目標を教えてください。

RUI:まず、この『i -Special Edition-』を1stアルバム以上に皆さんに知ってもらえる作品にすることが目標です。この作品を通じて、どれだけファンの皆さんに私たちの思いを伝えられるかで、この先のiScreamの未来も変わってくると思います。あとは「ホワイト・ラブ」を日本中の冬ソングの定番にすることが目標です。iScreamを知らない方でも「冬になったら『ホワイト・ラブ』が流れるよね」と思っていただけるようになりたいです。

――その目標達成に向けて力を入れようと考えていることはありますか?

YUNA:まずはTikTokで盛り上げたいなと思っています。皆さんが「ホワイト・ラブ」を使っていろいろ投稿してくださったらすごくうれしいです。

HINATA:TikTokはもちろん、全SNSで盛り上げたいです!

●一つ屋根の下で暮らす3人は家族みたい「ケンカはしたことない」

――すごく仲が良い印象を受けますが、デビューから1年半で3人の関係性に変化は?

HINATA:合宿・オーディションから何もいい意味で何も変わってないです。

YUNA:プライベートでは何でも話す友達みたいな関係ですが、お弁当から服の系統までけっこうバラバラです。でもiScreamとしてのアーティスト活動では意見が一致するのが面白いです。目指す音楽性が本当に同じで、まさに運命共同体だと思います。

HINATA:それぞれの得意な部分や個性をお互いがわかっているからこそ、「これはこの人がやったほうがうまくいく」とか理解し合っています。

――3人でよみうりランドに行ったエピソードを以前イベントで話していました。プライベートでも遊ぶ関係なのでしょうか?

HINATA:プライベートでもご飯に行ったりします。寮で一緒に住んでいるので、仕事仲間というより家族みたいな関係です。

――ケンカとかしたことは?

一同:ケンカはないですね。

――円満の秘訣は? あるいはケンカした場合のルールなど。

YUNA:もしケンカしたら、その日のうちに仲直りするというルールがあります。

HINATA:でも、ケンカしたことがないからそのルールを使ったことはまだないです(笑)

YUNA:「ここは嫌だな」というそれぞれの沸点をお互いわかっている。そういうところを刺激しないようにしているのかなと思います。

HINATA:もし何か思ったとしても、その人には欠点がある一方で、いいところもあると知っていますし、いいところを見ようとしていることが大きいのかもしれません。

RUI:私はどちらかと言うと、そういう面では助けられている気がします。2人には感謝しています。

――皆さんすごく大人ですね!

YUNA:これからも運命共同体でやっていきたいと思います!

■iScream(アイスクリーム)
2018年開催の「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」で応募総数約1万人の中からグランプリを獲得したRUIと、ファイナリストのYUNA、HINATAの3人で2019年に結成し、2021年6月23日に「Maybe...YES EP」でデビュー。9月3日に2ndデジタルシングル「himawari」をリリースし、2022年1月14日発売の3rdデジタルシングル「つつみ込むように...」ではビルボードラジオチャートで1位を獲得。続くアルバムからの先行配信曲「茉莉花-Jasmine-」でもビルボードラジオチャートで1位を獲得した。今年5月に公開した「つつみ込むように... (Music Video) -TRIBE WITH THE RHYTHM Ver.-」は再生回数250万回超えを記録している。

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