2022年11月24日15時29分 / 提供:マイナビニュース
米Twitter社を買収し、新CEOに就任した実業家のイーロン・マスク氏が、同社の全社会議にて「Twitterは日本中心です」と発言したと、海外メディアの「The Verge」が報じ、話題となっている。
報道は、Twitter社の全社会議の録音などに基づく内容だという。マスク氏は会議で「Twitter社は米国中心のように見えるかもしれませんが、どちらかといえば、日本中心です」と発言したというのだ。
続けて、「日本の人口は米国の3分の1であるにもかかわらず、日本には米国とほぼ同じ数の毎日のアクティブユーザーがいます」と指摘している。例えば、実際にドイツの市場調査会社・Statistaによると、2022年1月の国別のTwitter利用者数は、米国が最も多く7,690万人で、次いで日本が5,895万人となっている。Twitterは日本で47%のシェアを誇り、米国では23%のシェアであり、その差は約2倍だ。
マスク氏は、この日本のTwitterシェアの高さにも注目しており、他の国でも目指すべき状態だと発言したそう。そして、それを踏まえて「テクノロジースタックのかなりの部分をゼロから再構築する必要がある」と、日本やインドなどの国にエンジニアチームの拠点を立ち上げるなどし、それらを起点にサービスの拡充を図っていく意向を述べたのだとか。
ネット上では「『匿名で呟き』というシステムが、日本人と親和性高かったんでしょうかね…」「地震だ!Twitterに集合????がもはや合言葉?になってるしw」「バルス祭りもその要因のひとつかと」などの声が寄せられた。