京都大学(京大)は11月22日、成果主義的制度に対する日本人と欧州系米国人の比較調査を行い、日本人は米国人と比べて、中心人物たちの貢献度を低く、状況的要因の影響や上層部の報酬を大きく見積もることを実証したと発表した。
同成果は、同大大学院人間・環境学研究科の内田あや 修士課程学生(研究当時、現所属The University of Melbourne)、同大 人と社会の未来研究院 中山真孝 特定講師、内田由紀子 同教授らによる研究グループによるもの。詳細はアジア社会心理学会の国際学術誌「Asian Journal of Social Psychology」にオンライン掲載された。