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2030年にメタバース経済圏は数十億人のユーザを持つ? 三菱総研の研究レポート

2022年11月22日14時52分 / 提供:マイナビニュース

三菱総合研究所は11月22日、研究レポート「CX2030:バーチャルテクノロジー活用の場としての広義のメタバース」を発表した。

同レポートは2つのパートから構成されている。第1部の「V-tec活用の場としての広義のメタバース」では、広義のメタバース(バーチャル空間を対象とする原義のメタバース、そのサブセットであるパーソナルバース、およびリアルとバーチャルの融合空間を対象とするリアルバース)の特徴を明確化し、その展望をまとめている。

第2部の「V-tecの応用領域の俯瞰」では、5つの行動変容加速要素と生活者の生活行動類型のマトリックスを起点にしてV-tecの応用が有望な主要産業領域を抽出し、それぞれ課題起点でのV-tecの将来の利用イメージと期待される市場規模がまとめられている。メタバースは、2025年には4兆円程度、2030年には約24兆円規模の国内市場が見込まれるとのこと。

レポートによると、メタバース内で価値創造、価値交換、価値消費などの経済活動を包含する本格的なメタバース経済圏は2030年代中頃から後半以後、情報通信・処理インフラの発展とともに発展し、最終的には数十億人を超えるユーザーを持つ巨大な市場が新たに形成されると期待されているという。

同社は、同研究レポートを通じた以下の5つをメッセージとして発信している。

メタバースの概念が広がっている。メタバース(原義)、パーソナルバース、リアルバースそれぞれで用途や目的が異なるため、それぞれを分けて考えるべきである
原義のメタバースは七つの応用型を持つ。潜在的にはバーチャルライフ型のメタバースへの期待が大きいが、本格的な普及までには相当の時間を要する
パーソナルバースは技術的には原義のメタバースのサブセットであるが、応用面ではプライベートな情報空間として特徴的な利用が進む
リアルをバーチャルで強化するリアルバースは多様な産業領域での活用が進む
メタバース(原義)、パーソナルバース、リアルバースの三つを合わせた広義のメタバースの社会浸透により、さまざまな社会課題の解消・緩和が進む

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