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【おせち料理】人気トップ3は「かまぼこ」「雑煮」「黒豆」! 「伊達巻」を用意する地域の特徴は? - 紀文が全国調査

2022年11月23日08時57分 / 提供:マイナビニュース

紀文食品は11月18日、「紀文・ご当地おせち料理アンケート」を発表した。調査は10月29日~11月4日、20代~60代以上の既婚女性5,875名(各都道府県125名/かつ各年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

伝統料理を含めたおせち料理49品を選択肢とし、2022年のお正月に自宅で用意したおせち料理の用意率を調べたところ、1位は「かまぼこ」で83.2%だった。以下、2位「雑煮」(73.5%)、3位「黒豆」(68.9%)、4位「伊達巻」(65.8%)、5位「カズノコ」(58.6%)、6位「栗きんとん」(52.2%)、7位「昆布巻」(51.3%)、8位「エビ」(46.4%)、9位「紅白なます」(43.9%)、10位「煮しめ」(43.5%)となった。

上位3品の「かまぼこ」「雑煮」「黒豆」について、都道府県別に用意率をみると、いずれもほぼ全国的に分布しており、3強は変わらない。特に「かまぼこ」は、北海道、青森、山形、滋賀、沖縄を除く全都府県において76%以上と高い割合を示した。

次に、おせち料理の用意率について、それぞれ上位10都道府県を算出、地図化して、東西に分かれるなどの特徴を持つおせち料理を選んで比較した。

その結果、ともに卵を焼いた料理である「伊達巻」(4位)と「だし巻き・厚焼玉子」(11位)で地域による特徴が。伊達巻は全国平均が65.8%と用意率が高い料理だが、西日本で20位内にランクインしていたのは九州北部の3県と山口県のみと、はっきりとした東高西低であることが明らかに。一方、「だし巻き・厚焼玉子」は西日本と中部地方の県がランクインした穏やかな西高東低となった。

また、ともに縁起物である栗を使った甘い料理「栗きんとん」(6位)と「栗甘露煮」(18位)については、「栗きんとん」は全国平均が52.2%と用意率が高いおせち料理で、関東地域周辺で高く、甘露煮より若干穏やかな東西分布に。一方、「栗甘露煮」は20位内をみても、西日本とフォッサマグナの西側に主に位置する中部で独占し、西高東低がみてとれた。

さらに、ともに地中に根を張ることから縁起が良いとされるゴボウを使った料理「きんぴらゴボウ」(19位)と「たたきゴボウ」(16位)の分布状況を見ると、「きんぴらゴボウ」は、3位に大分がランクインするも全体では穏やかな東高西低に。これに対し、「たたきゴボウ」は20位内に秋田がランクインするのみとなり、圧倒的な西高東低となった。

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