大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第43回「資格と死角」(脚本:三谷幸喜 演出:吉田照幸 松本仁志)では、実朝(柿澤勇人)が朝廷から養子をもらうと決めた矢先、頼家(金子大地)の子・公暁(寛一郎)が戻って来た。4代目・鎌倉殿を巡り、義時(小栗旬)、義村(山本耕史)らの暗躍がはじまった。
刻々と近づいてきている“惨劇”のプロローグ回(鶴岡八幡宮の地図に惨劇の重要場面・大銀杏が書き込まれていたことも話題に)は、派手な場面はなかったがそれゆえに俳優たちの演技の妙が楽しめる回だった。とりわけ政子を演じる小池栄子が大活躍した。