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パイロットはデジタルペンの「筆記音」に着目 - コネクテッド・インク2022

2022年11月18日22時10分 / 提供:マイナビニュース

ワコムでは11月18日~19日の2日間、東京・新宿の特設会場にて年次イベント「コネクテッド・インク2022」を開催しています。文具メーカーのパイロットのブースには、デジタルペンの様々な“筆記音”に着目した、ユニークな製品が参考出展されていました。

○デジタルペンとアナログの融合

パイロットは2021年にひき続き、2022年もデジタルペンを参考出展中。ロングセラーの筆記用具「Dr.Grip(ドクターグリップ)」をベースに現在開発を重ねている「Dr. Grip Digital」です。

その名の通りDr. Gripの大きさ、太さ、重さのバランスに近づけたデジタルペンということで、書き心地の良さは折り紙つき。普段からアナログ文具でDr.Gripを使っている人なら、長時間使用しても疲れないことが予想されます。

もちろん、親指でノックするとペン先を仕舞える機構も再現。これ、持ち運びの際にペン先を傷める心配がないので安心なんですよね。早く製品化して欲しい…!

パイロットでは、2021年のコネクテッド・インクでも体験ブース「書き味研究所」を設置し、筆記音の違いによってユーザーの体験がどう変わるのか、来場者からヒアリング調査を行っていました。

今年もあるのかな、と軽い気持ちで覗いてみたところ、なんと!2022年は音を遮蔽するテントまで用意していました。中に入って、鋭意開発中の筆記音の出るツールを試すことができる趣向です。そこで早速、編集部でも体験してみることに。

ツールでは、鉛筆なら5種類、筆なら3種類の効果音から自由に選べる仕様になっています。そこで両方を試してみました。

ディスプレイにデジタルペンで線を引くと、そのたびに「カキカキ」「ジーッ」などの効果音が流れます。無表情で冷たく感じられていたデジタルの世界に、急に温かなアナログの音が加えられると、なんだか不思議な気持ちになりますね。

現時点では音のバリエーションが少なく、ペンの速さと音のスピード感がリンクしていない場面では違和感も残りますが、製品化される際には、対応する筆記音の種類も増えているのでしょう。

そのうち「描いているときに、あの筆記音がないと寂しいんだよ…」なんてユーザーも出てくるのかも知れません。現場では動画も撮影してきたので、ご参考まで。

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