第2のルーシー・イチ子(モトーラ世理奈)、皆を次々と骨抜きに『ジャパニーズスタイル』

俳優の仲野太賀が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ジャパニーズスタイル』(毎週土曜23:30～)第5話が、きょう19日に放送される。

限られた場面設定、登場人物で展開する連続ドラマ“シットコム”ことシチュエーションコメディにテレビ朝日が初挑戦する今作。さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、実際に観客の前で30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられている。

第5話では「虹の屋」の貴賓室に連泊する“第2のルーシー”こと久能イチ子(モトーラ世理奈)が、巧みな話術とあふれ出る魅力で浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)始め皆を次々と骨抜きにしていく。そんな凛吾郎のことを母親として心配し、イチ子に詰め寄る浅月桃代(檀れい)とバトルに。

さらにナレーションを担当しているキムラ緑子が、柿丘哲郎(仲野)の母親で「虹の屋」の女将である柿丘廻瑠役で登場。冒頭のナレーションからつながる形で、巨大な帽子にド派手なサングラスというインパクト大の装いで舞台に現れる。

物語もいよいよ中盤戦に突入。哲郎は両親から許されて「虹の屋」の敷居を再び跨ぐことができるのか。ラストには、新たな局面を迎えることを予感させる桃代と影島駿作(要潤)とのただならぬ関係もミステリアスに描かれる。