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Windows 11ミニTips 第136回 Betaチャネル版タスクマネージャーの検索機能と新たな効率モード

2022年11月18日00時00分 / 提供:マイナビニュース

タスクマネージャーは外見こそ変わらないが、内部的な改良を重ねてきた。詳細こそ割愛するが、Windowsの仕組みを把握している利用者にとって便利なツールに成長している。

現在Windows Insider Programのベータチャネルで配付しているWindows 11 ビルド22623.891では、新たに検索機能が加わった。検索ボックスからはプロセス名(アプリ名)やプロセスID、発行元で稼働中のアプリを絞り込める。

下図では「Edge」と検索してMicrosoft Edgeを列挙させているが、以前のバージョンでは「Microsoft Edge」と入力しなければならず、このあたりのバグも修正された。

本機能の使い道だが、「アプリを起動したが正常に動作しないので強制終了したい」など、例えば自作アプリの稼働状況をVisual Studioではなくタスクマネージャーで監視する場面に有用だろう。

さて、上図を見て「効率モード」の文字に目がとまった読者諸氏も多いと思うが、こちらはWindows 10における「エコモード」の新呼称だ。

効率モードはプロセスの優先度を下げて、OS全体のパフォーマンスを改善する。なお、以下の手順はプロセスのコンテキストメニューからも実行可能だ。例えば過度なファイル同期を行うOneDrive/OneDrive for Business(OneDrive.exe)に有用ではないだろうか。

本機能が2022年の月次機能更新プログラムに含まれるか不明だが、タスクマネージャーの機能強化は素直に歓迎したい。

著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら

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