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フジ、MC・専門家の解説を一切排除した新感覚アート番組始動

2022年11月17日07時00分 / 提供:マイナビニュース

フジテレビでは、新たなアート番組『CoA(コア)』を、きょう17日(25:40~ ※関東ローカル)からスタート。来年3月末まで週1回、全20回にわたり放送する。

この番組は、アートのありのままの魅力をなじみのない人たちに幅広く伝えるべく、「アートには、見た人の数だけメッセージが存在する」がコンセプト。番組が紹介するアート、アーティストを見て何を感じたかを視聴者の感性に問いかけるため、MCや専門家の解説を一切排除している。

番組タイトルの『CoA』とは、これまでのアート番組の常識を覆し、多岐にわたるジャンルから新進気鋭の現代アーティストの新作とその創作過程(Creativity of Art)をありのままに見せる(Curation of Art)、新感覚アート番組(Contents of Art)であることを示す造語。アート番組のあらたな可能性の核(コア:core)となりたいという番組の思いも反映している。

番組では、アートのさまざまな領域から10人を超えるアーティストの創作活動に密着し、複数放送回にわたってその様子を紹介。第1回に登場する3人のアーティストは、注射器から絞り出す絵の具が絡まった独特のテクスチャーの中から、大気や生命力など目に見えないオーラを立ち上げる現代美術家、高山夏希氏。「身体(からだ)の赴くままに、身体で考える」パフォーマンスに身を任せ、トランス状態からアートワークを生み出すパフォーマンスアーティスト、村田峰紀氏。リアルで生々しい物質のなまめかしさを追求し、立体そのものが生み出す感動を響かせる彫刻家、森靖氏だ。

企画の田中晋太郎氏(フジテレビ編成部)は「以前、バスキアの展覧会プロデュースに携わった際、初めて見た彼の作品から放たれる強烈なエネルギーとメッセージに圧倒された体験を忘れることができません。当時、私はお世辞にも彼の作品や当時のアート業界の背景にくわしいとは言えませんでしたが、そんな知識は無くても、作品が自分の心に直接、言葉なきメッセージを訴えてきてくれたのです。従来のアート番組は、作品のどの部分に作者のどんなメッセージが込められているかなどの解釈や、アート業界における作者や作風の歴史的系譜などが詳しく描かれます。しかし本来、アートの解釈、アートを見た人が感じるメッセージに“正解”などありません。この番組は、MCや専門家の解説無しに、アート創作のありのままをリアルにお届けします。ぜひ基礎知識なくご覧いただき、あなたがその作品から何を感じたか、問いかけて頂ければ、そして予習などせずとも美術館に足を運ぶきっかけになれば幸いです」とコメントしている。

(C)フジテレビ

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