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年末に向けて売れるお掃除アイテム、「ケルヒャー」が定番に - 古田雄介の家電トレンド通信

2022年11月18日11時30分 / 提供:マイナビニュース

今回は、ジョーシン浦和美園イオンモール店に、お掃除アイテムの売れ筋アイテムについて取材しました。

このジャンルは季節を問わずに需要がありますが、売れ行きと品揃えは例年年末に向けてピークを迎えるそう。同店スタッフの増田敏明氏は「最近はリモートワークで家にいる時間が増えた人もたくさんいらっしゃいますし、ペットの室内飼いも伸びているようで、お掃除需要全体の底上げも感じます」と言います。

ジャンルの中心はスティック型やキャニスター型掃除機となりますが、多様なトレンドを探るため、今回はあえてそれ以外の売れ筋を紹介してもらいました。「お掃除アイテム選びの3ポイント」を踏まえて、順に追っていきましょう。
○<お掃除アイテム選びの3ポイント>

小物も含めて品揃えがもっとも充実するのは11月。大掃除は年末にする予定でも、少し前に来店するのがベター。
購入は年末でも、年中使うアイテムも多い。春や夏の使い勝手や置き場所も考慮して選びたい。
予算幅は広い。1,000円以下のグッズをついで買いするのもいいし、下見してメドをつけるのも有効。

※本文と写真で掲載している価格は、2022年10月13日11:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
徹底洗浄を求める人に人気の「高圧洗浄機&スチームクリーナー」

近年、大掃除の時期によく売れる定番のひとつとなっているが高圧洗浄機です。「高圧洗浄機はクルマだけでなく、外壁や庭、窓などを徹底的に綺麗にしたいという人に売れています。冬は寒いので、年末に買いつつも暖かくなったころに本格的に使うという方もいらっしゃいますね」

また、室内向けではスチームクリーナーも支持を広げています。水回りや調理周りだけでなく、フローリングの掃除に使う人も増えているとか。

どちらも、売れ筋はケルヒャーの入門クラスといいます。高速洗浄機は5mのホースと電源コードを備える「K2 クラシック」。価格は16,800円でした。スチームクリーナーは、1Lのタンクを備えて約30分使える「SC2 EasyFix プレミアム」で、30,800円の値がついていました。

ペットの室内飼いで増加する「お掃除ロボ」需要

お掃除のロボットを新規に導入する人も目立って増えているそうです。「ある程度の広さのお住まいで、室内でペットを飼われている方がよく買っていかれますね。前から存在は知っていたけれど、最近になってよし買おうとなったという声もあります。導入すると床にあまり物を置かなくなるので、自然と片付け上手になったいうお客様もいました」

売れ筋は、アイロボットの入門機「ルンバ i2」とのこと。自動充電やマッピング機能、スケジュール設定機能などをひと通り揃えています。価格は39,800円でした。

冬服が表に出るタイミングで売れる「毛玉取り器」

セーターやコート、マフラーなどをクローゼットから出す季節に売れ出すのが毛玉取り器です。「衣替えのタイミングで購入する方が多い印象です。手元に1台あれば、毛玉が気になったときにさっと使えて便利ですよね。やはり最初は低価格モデルから入るパターンが一般的ですね」

同店の定番となっているのは、マクセルイズミの「毛玉とるとる」シリーズです。乾電池式でコンパクトな「KC-NB222」から、充電と電源コードの給電が選べてソファやカーテンなどの毛玉取りにも向く最上位の「KC-NW722」まで4モデルを並べており、KC-NB222を中心に冬場の売れ筋になっているとのこと。価格は、KC-NB222が1,560円、KC-NW722は4,850円でした。

もはやオフィス専用ではなくなった「シュレッダー」

シュレッダーはオフィス用具として堅い需要がありますが、一般家庭向けの需要もじわじわ伸びており、パソコンやプリンターと同程度に「一般向けとして浸透していますね」といいます。

同店で人気があるのは、電動式で静音性の高いタイプです。「大掃除は不要な書類を処分する機会にもなりますし、やはりこの季節はよく売れます」

売れ筋は、A4用紙用紙3枚までを一度の裁断できるナカバヤシの静音モデル「HES-104W」と、A4用紙5枚まで対応するスタンダードモデル「HES-101」とのこと。価格は、順に6,980円と5,480円でした。

これからの季節にラインアップが厚くなる"お掃除小物"にも要注目

11月から年末にかけては、お掃除系の小物のラインアップが厚くなります。「ワゴンのなかにお得なアイテムや普段見かけないレアな商品が置かれたりするので、お買い物のついでのときもぜひチェックしてください」

消耗品としては、フローリングシートや掃除用の粘着テープ(コロコロ)のスペアなどが典型で、近年はエアダスターの需要も高まっているそうです。また、細長い水筒をしっかり洗える山崎産業のキッチン向けブラシ「キッチンバスボンくん そこズバボトルブラシ抗菌」もヒットしているといいます。価格は550円でした。

著者 : 古田雄介 ふるたゆうすけ フリーランスライター。『アキバPick UP!』(ITmedia PC USER/2004年~)や『売り場直送! トレンド便』(日経トレンディネット/2007~2019年)などのレポート記事を手がける。デジタルと生老病死のつながりにも詳しい。著書に『スマホの中身も「遺品」です』(中公新書ラクレ)、『ここが知りたい!デジタル遺品』(技術評論社)、『故人サイト』(社会評論社)など。 この著者の記事一覧はこちら

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