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安達祐実、SNSで返信を始めた“意外な理由”「実はたまにエゴサーチも」

2022年11月17日07時00分 / 提供:マイナビニュース

●“自由”にしか生きられない…優しく強くが目標
「私、かなり強いっぽいです、ふふふ(笑)」――たまにエゴサーチもすると打ち明けてくれたのは、女優の安達祐実。芝居に関して「下手くそだな」と書かれているときもあれば、あらぬ誤解にもどかしさを感じることもあるというが、冷静さや客観性を持っていれば大丈夫だと安達は笑顔で語る。

そんな安達が現在出演しているのが、俳優の岡田将生が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ザ・トラベルナース』(毎週木曜21:00~)。仕事はできるが笑顔は少ないバツイチの中堅ナース・謎多きキャラクターの金谷吉子を演じている。きょう17日放送の第5話では、人気講談師・五反田宝山(松尾諭)が検査入院し、吉子は一歩も引かぬ勢いで自分を担当にしてほしいと直訴。クールな吉子がなぜ? まさか五反田のファンなのか? と看護師たちは色めき立つが、吉子は五反田に対して殺気すら感じるほどの“ツン対応”を見せる。

今回は安達にドラマ撮影現場の雰囲気や役どころと共に、インスタグラムで返信をしている意外な理由などSNSとの付き合い方について話を聞いた。

○■楽屋に帰らず絶えず笑っている現場

――『ザ・トラベルナース』の脚本を読んだときの感想を教えてください。

キャストを知った状態で台本を頂いたのでお芝居を想像しながら読みましたが、皆さんすごくピッタリに感じて楽しいドラマになりそうだと思いました。特に中井貴一さんが静さんをどのように演じられるのか、より楽しみになりました。

――制作発表記者会見では寺島しのぶさんが「ナースハウスでの撮影は女子会のよう」だと仰っていましたが、現場はどんな雰囲気ですか。

絶えず笑っています。空き時間も楽屋に帰ることなく、ずっと話していました。先輩方のこれまでのお芝居の話を聞いたり、こんな大変な撮影があったという経験談で盛り上がったり……あとは食べ物の話ですね。ナースハウスでの撮影は主に食事シーンなのですが、まとめて撮影するので1日中何かを食べている日になるんです。お料理もすごく美味しくて楽しい撮影なのですが、いつもお腹いっぱいになってしまって大変でした(笑)。

――安達さんが演じる金谷吉子はどんなキャラクターですか。

不思議な人です。ナースたちの間では「何を考えているか分からない」と言われているのでコミュニケーションが苦手なのかと思いきや、割と皆の輪に入っていますし、口数多く話す場面もあって掴みどころのない人。最初は皆が楽しそうに話しているときもあまり笑わず1人だけ違う反応をしているというお芝居が多かったので、会話に入りたくなる衝動を抑えながら演じました。

○■“自由”にしか生きられない…優しく強く生きることが目標

――公式サイトでは「クールビューティー」と紹介されていますが、この先の展開を伺うと姉御肌な一面も見られそうだなと。

まず、“ビューティー”の要素が全くないんですよね。クールとも言えないかもしれません(笑)。早く仕事を終わらせたいという効率重視な働き方をしていますが、静さんたちとの出会いで人間味や優しさを手に入れていく姿を見せられたらと思っています。

――吉子に共感できるところはありますか。

私は皆と仲良くしたいタイプなので基本的には逆なのですが、役どころによっては敢えて現場で一匹狼を選ぶこともあるので、そんなときだけは似ているかもしれません。

――皆と仲良くしたいタイプとのことですが、以前女優の山本舞香さんにインタビューしたとき安達さんに仲良くして頂いていると仰っていて「どこか縛られていない生き方が素敵。女優さんとしても人としてももうすべてが大好き」と熱く語っておられました。“縛られていない生き方”と言われていることについて、ご自身ではいかがでしょうか。

ふふふ(笑)。私は人に優しく、そして強く生きるということを目標にしています。自分の気づかないところで人を傷つけていることもあるでしょうし、理想通りにはなれないですけど、なるべく親切に優しくありたいと思っています。縛られていない生き方というのは確かにそうで、「自由に生きよう」というよりも、そのようにしか生きられないんです。「人生1回きりだから楽しいほうがいい」という思いもあります。

●インスタグラムの返信はLINEと同じ感覚だった
○■インスタグラムの返信はLINEと同じ感覚だった

――少し違うかもしれませんが、個人的に安達さんに“自由さ”を感じるのが、2016年から始められたインスタグラムで時折一般の方にコメントを返していることです。すごく自然に「うちにもそのぬいぐるみあります」「えー! おそろいですね」、「雨の日はお子さんと何して遊びますか?」「下の子は工作することが多いですかね。上の子とは、楽しくおしゃべりしてます」とラフにお返事をされていて驚きました。どういった思いで一般の方へコメント返しされているのでしょうか。

すべてにお返しするのは難しくていくつかになってしまうのですが、私は「コメントをいただいたら返信する」というルールだと思い込んでいたんです。LINEと同じ感覚です! お返事することが特別なことだと思っていなくて。その感覚で普通に返していたらある日「コメント返しされてるんですね」と驚かれて、「えっ? 皆返してないの?」って逆にビックリしました。アナログな人間なので、SNSがよく分かっていませんでした(笑)。

――LINEと同じ感覚だったんですね!(笑)返すことが珍しいと知った今も、コメント返しは続けられていますが。

こうやってコミュニケーションを取れる場はあまりないので、せっかくだから皆さんと交流が持てればと思って続けています。
○■たまにエゴサーチも…振り回されない冷静さや客観性が大事

――SNSを楽しまれているんですね。

実はたまにエゴサーチもします。

――えぇ!?「安達祐実 演技」とか?

名前だけで検索しています。演技に関しては「下手くそだな」と書かれているときもありますが「そっかぁ」と受け止めて、次に活かそうと。誤解されていることもたくさんあって、もどかしさを感じないわけではないですが、敢えて訂正することでもないですし。そんなことに振り回されない、冷静さや客観性は自分でも持っていると思います。

――傷つかない強さも持っていますか。

そうですね。私、かなり強いっぽいです。ふふふ(笑)。

――エゴサーチではほかにどんな意見が目に入りますか。

ほとんどがうれしいことばかりです。有難いことに見た目を褒めてくださる声もありますが、自分としては若く見せたいという思いもないですし、若く見えるとも思っていないんです。そういったものを超えて、純粋にお芝居を楽しんでもらえたんだなと感じる声はとてもうれしいです。

――ありがとうございました。今作でのお芝居も楽しみにしています!

■安達祐実
1981年生まれ、東京都出身。2歳で芸能界入りすると、93年に銀幕デビューとなる『REX 恐竜物語』で主演を務め、翌94年に主演ドラマ『家なき子』で大ブレイク。その後も、『ガラスの仮面』『ナースのお仕事4』『大奥』『警視庁・捜査一課長 season3』『初めて恋をした日に読む話』『捨ててよ、安達さん。』などのドラマ、『ヒーローインタビュー』『お墓がない!』『LOFT ロフト』『花宵道中』『#バンド全力』といった映画に出演。アパレルブランド「虜」、コスメブランド「Upt (ウプト)」のプロデュースも行う。2022年はNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にも出演。

スタイリスト:高橋志織(高ははしごだか)、ヘアメイク:稲月聖菜(MARVEE)

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