2022年11月16日11時26分 / 提供:マイナビニュース
理経は、同社が日本で販売を行うApposite Technologies LLC(以下略、Apposite社)のネットワークテストソリューション「Netropy Traffic Generation(ネットロピートラフィックジェネレーション)」にDNSサーバー負荷試験機能と、約1万種類のプロトコルを生成しサイバー攻撃対策を行う2つの機能が追加されたことを発表、11月中に出荷を行う。
「Netropy Traffic Generation」は、Webサーバーやネットワーク、システムデバイスを対象に大規模なトラフィックデータを生成し、サーバー間の高トラフィック状態を再現しシステムパフォーマンスの評価を行うソリューションで、追加されるのは「DNS Storm」と「Attack Library」の2つの機能。
「DNS Storm」は、コンテンツプロバイダーや会員制サイトなど大量アクセスが想定される企業Webサイトなどを対象にDNSに特化したプロトコルを生成する機能で、1秒に200万のDNSクエリを生成し送信を行い、DNSサーバーにどの程度の負荷がかかるを検証できる。
「Attack Library」はサイバー攻撃対策向けの機能で、最新の状態で脆弱性や攻撃手法を更新し、ウイルス、マルウェア、ゼロディアタック、DoS攻撃、スパイウェアなどの1万以上のサイバー攻撃プロトコルライブラリからネットワーク上に攻撃データを流し、ファイアウォールが正常に機能するかを確認。ファイアウォールが突破された場合は要因がどこにあるかを確認・検証し、改善を図りながらシステムの構築を行える。