2022年11月16日11時00分 / 提供:マイナビニュース
Dynabookは11月16日、第12世代Intel Coreプロセッサを搭載した、13.3型コンバーチブルPC「dynabook V」シリーズ新モデルを発表した。11月18日から順次販売開始する。価格はオープンで、店頭予想価格は上位モデルの「V8」が27万円台半ば、ベースモデルのV6が24万円台前半の見込み。
dynabook Vシリーズは、13.3型ディスプレイを搭載した、360度回転式のコンバーチブルPC。
画面を回転させ、タブレットスタイルや、画面を手前に出したモニタースタイルなど、用途に応じた形状で使える。約979gと1kgを切る重さながら、最大22時間バッテリー駆動する軽量・長時間駆動も特徴。筆圧感知4,096レベルのワコム製アクティブ静電ペンが付属する。
新モデルではCPUを第11世代Intel Coreから第12世代に更新。V8でIntel Core i7-1260Pプロセッサを、V6でIntel Core i5-1240Pプロセッサを新たに搭載した。
冷却システムを工夫し、CPU性能を高いレベルで安定的に維持する独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」もサポート。Windows 11(22H2)との組み合わせで高い性能を提供できるよう最適化したという。加えて、通信機能を強化し、新たにWi-Fiの最新規格Wi-Fi 6Eに対応した。
ディスプレイは13.3型のIGZO液晶(ノングレア、タッチ機能あり)を搭載し、360度開ける構造を採用した。前ベゼル上部に配置したWebカメラは顔認証対応。オンライン会議向けの機能として、AIカメラエフェクター、AIノイズキャンセラー、ワンタッチマイクミュートといった機能を用意するほか、スマートフォンに入れた専用アプリを設定することで、コンテンツ再生やファイル操作をスマートフォン側から行える「dynabook スマホコネクション」にも対応する。
バッテリー駆動時間は約22時間(JEITA 2.0)で、30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる急速充電も利用できる。筐体は、落下や衝撃など、MIL規格に準拠した9項目のテストをクリアする頑丈さを備えた。本体サイズはW303.9×D197.4×H17.9mm。Office Home&Business 2021が付属する。